みなさん、おはこんばんちは。
いよいよ本格的に暑くなってきたせいか、すでに腕とか日に焼け始めちゃっている(2021年08月03日の)さぶらでございます。
週に2~3回、1時間くらいウォーキングしてるので!
さて、今回のテーマは「タロット占いのおすすめ練習方法」でございます。
タロット占いに興味があって、自分でも占ってみたいと考えている人、決して少なくはないんじゃないかと思っております。
単なる予想ね。
自分で占えるようになるためには、やはり練習が必要。
とはいえタロット占いって、どう練習するものなんでしょう?
そんなわけで今回は、タロット占いの練習方法について、以下のような内容を紹介してみようかと思います。
この記事を読めば、効率的にタロット占いのウデを向上させる方法がわかります!
……と断言したいところなんですが、必ずしも万人に当てはまるとは限らないのが現実です。
この記事で紹介するやり方が自分に合わないと思った場合は、無理せず別の練習方法も試してみてください。
合ってそうなら試してみてね!
それでは、はじまりはじまりー。
おすすめのタロット占い練習方法は「実践」
結論から申し上げてしまうと、タロット占いのオススメ練習方法は、ズバリ「実践」でございます。
実践とはつまり、「実際に誰かを占ってみる」ということです。
それができないから練習したいって言ってんだろ!
ふざけんな!!
なるほど、確かにそうだと思います。
しかしこの結論は、実際にぼくがタロット占いの練習をし続けた結果として得られた答え。
これからちゃんと理由を説明しますので、ぜひ慌てずに続きを読んでみてください。
他人を占ってみるのが一番の練習
あなたは、自転車の練習をしたことがありますか?
ワイはほとんどせんかった。
(転ぶのがこわくて)
補助輪をつけて走ってみたり、補助輪を外して走ってみたり、転んで泣いてみたり。
実はタロット占いも自転車と同じで、やりながら覚えるのが一番なんです。
本を片手に占う感じでも全然オッケー。
もちろん練習中の身ですから、満足に占えないかもしれません。
本に書かれている内容を、ただ読み上げるだけになってしまうかもしれません。
けれど、最初はそれで構わないのです。
分からないなりに、出来ないなりにやってみることで、今の自分に足りていないもの(学習目標)を体感する、というのが大切なんです。
足りないものを身につければ上達する!
例えば逆位置の解釈に問題がある感じた場合は、逆位置に絞って解釈方法を研究してみたり、解釈を広げる努力が必要だったり、といった具合です。
この学習目標(課題)の発見と改善を繰り返すことで、効率的にウデが上がっていく、というわけです。
実践だけしろ!って話ではなく、
実践を主軸に!ってこと。
自分を占って練習するのはアリ?
とはいえ、練習したいときに練習台になってくれる相手が都合よく見つかるとは限りません。
特に社会人の場合、練習相手を確保すること自体が難しい、ということも珍しくないかと思います。
そんなとき真っ先に思い浮かぶのが、自分を占って練習しよう、というアイデアではないでしょうか?
ワイも最初は、自分で自分を占いまくってた。
しかしタロット占いの練習という意味では、自分占いは思われている以上に効果がありません。
その理由を、これから説明します。
自分占いだけ上手くなっても仕方がない
自分占いだけを続けても、他人を占うスキルは上達しません。
自分を占うのが上手くなるだけです。
自分占いだろうが他人占いだろうが、
占いなんだから同じなのでは?
確かにそう見えるかもしれませんが、実はこれ、全然違います。
以下のように、必要となる能力(考え方、頭を使う部分)が別物なのです。
自分のことだけよくわかるようになっても、
他人を占えるようにはなれんのや。
「解釈の引き出しを増やす」といった目的があるなら、自分占いでの練習もアリ
とはいえ、自分占いがまったく役に立たないという話ではありません。
要は、自分占いで高められる能力があるわけですから、その練習をする分には全然アリ、ということです。
たとえば見出しに書いた「解釈の引き出し」は、自分占いでも鍛えることができます。
早い段階で問題になりがちな「カードの意味を覚える」練習にも、自分占いは役立つでしょう。
アウトプットが伴うから、
丸暗記より効率的!
おまけ1:本を読むだけでは身に付きにくい理由
タロット占いを勉強している人の中には、「本や講座などを受け終えて(占えるようになって)から、友人や知人を占ってみよう」と考える人が少なくないように思います。
しかしぼく個人としては、やはりそのやり方はあまりオススメできません。
実践が一番だからというのもありますが、本を読むだけ、話を聞くだけでは身に付きにくい、というのが主な理由です。
本読んで覚えるのが基本ちゃうんか?
若い人は、それでもいいかもしれません。
しかしぼくのように、ある程度年齢を重ねて記憶力が衰え始めているような場合には、丸暗記のような力技は通用しにくいのが現実。
そうでなくとも人間はインプットだけより、アウトプットも行った方が効率的に記憶できる生き物です。
したがって本を読んだうえで実際に占ってみる、本を見ながら占ってみるなど、実際にやってみながらのほうが確実に記憶に残りやすいのです。
筋肉や腱を動かすと、その運動は小脳を経て、海馬を経由し、大脳連合野に蓄積されます。小脳を経由するので、経路が複雑になり、多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすくなる。だから、一度覚えたら忘れにくいという特徴があるのです。
樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』(第32刷)(サンクチュアリ出版、2020)22~23p
通常の教科書を読んで覚える「暗記」は、「意味記憶」を使って記憶しますが、意味記憶は覚えにくく、忘れやすいという特徴があります。
おまけ2:練習させてもらえる友人や知人の探し方
他人を占う練習をするには、練習台になってくれる協力者が必要です。
じゃあ誰に練習台になってもらうかといえば、友人や知人にお願いするケースが多くなるかと思います。
とはいえ、いくら友人が多かったとしても、その友人のすべてが占いに好意的とは限りません。
また運良く占いに好意的で、練習にも付き合ってくれるような優しい友人に恵まれていたとしても、毎回その人にお願いするのは、さすがに気が引けてしまうもの。
そもそもそんな友人周りにいない、なんてことも珍しくはないかもしれません。
ワイのことかな?
そのため「どうやって練習台になってくれる人を確保すればいいんだ!」という話になってくるわけですが、ここではぼくが実際にやった対策を、ごく簡単に紹介してみようと思います。
一番無難でオススメなのは、友人に協力者を紹介してもらう方法です。
起点となる協力的な友人が居ない場合は、SNSで無料占いをやってみるのがいいかもしれません。
ワイの場合、2週間で20人くらいの方が占わせてくれた。
人によるのかもしれませんが、3番目に挙げた知恵袋は限りなく自分占いに近くなりがち。
実際に回答しない限り反応(フィードバック)を得ることもできませんし、最終手段と考えたほうがいいかもしれません。
練習時の鑑定内容を記録しておくと便利!
いくら実践が効果的だからといって、がむしゃらに誰かを占っているだけではなかなか上達しません。
そこでぜひオススメしたいのが、練習での鑑定内容(占い内容)を記録しておく、という方法。
なぜオススメなのか、説明していきたいと思います。
鑑定内容を記録に残す3つのメリット
わかりきったことかもしれませんが、鑑定内容を記録すること自体に練習効果があるわけではありません。
記録をうまく活用することで、自分の問題点や改善点を見つけやすくなる、という感じです。
具体的なメリットは以下の通り。
メリット①:後日、鑑定内容(解釈・伝え方など)が適切だったか確認できる
自分の鑑定内容の良し悪しを判断するには、実際に結果が出たときに見返してみるのが一番確実です。
ある程度時間が経っているが故に客観視しやすくなりますし、なにより結果が出ているので、単純に当たっているかどうかが判断できます。
たとえば、「付き合っている彼氏 or 彼女と最近うまくいっていない」という相談を受け、鑑定でいくつかアドバイスしたり、問題点を指摘したりしたとします。
その際に実際引いたカードや、それをどのように解釈してどのように伝えたのかなどを記録しておき、後日結果が出た際に改めて、この内容を見返してみるわけです。
ちゃんと本人から結果教えてもろてね。
実際に結果と照らし合わせることで、今まで気付けなかった課題や問題を、浮き彫りにできるかもしれません。
メリット②:良いケースと悪いケースの比較ができる
何度も占いを繰り返しているとバッチリ占えたケースだけでなく、うまく占えなかったケースにも出くわすことでしょう。
特に占うだけで精一杯な時期や、ある程度慣れてきた時期などは、なぜうまく占えなかったのか、その原因がよくわからないことも珍しくありません。
自分では同じようにやったつもりなのに、みたいな。
そんなとき役立つのが、鑑定の記録。
うまく行かなかったときの記録と、うまく行ったときの記録を見比べて、細かい違いを探してみましょう。
比較することで、原因を発見しやすくなるはずです。
スランプになったときにも使えるかも!
メリット③:ネット上に公開されている鑑定例(解釈例)と比較できる
すでにプロとして活躍されている占い師さんの中には、自分のブログや動画などで実際の鑑定例を紹介している人がいます。
プロの占い師さんの鑑定例ですので、そのまま見るだけでも十分参考になることが多いです。
(カードごとの解釈の仕方など)
しかしたとえば、自分の鑑定記録(カードの解釈の仕方)と比較できたとしたら、どうでしょう?
プロの占い師さんにあって自分には足りていないものが、よりハッキリと認識しやすくなるはずです。
自分と考え方が近そうな占い師さんを参考にするのがオススメ。
解釈に自信が持てないカードを選んで、解釈の仕方を比較してみる。
本に書いてあるような意味でしか解釈できないカードの解釈を探して、自分との視点の違いに注目して見比べてみる。
今の自分に必要な視点で、比較をしてみましょう。
プロの技を盗めるかも!?
実際の記録例を紹介
実際に記録を残したくなってくれたあなたのために、実際にぼくが作った記録(一部分)をお見せしたいと思います。
とはいえ、ぼくとまったく同じように記録する必要はありません。
人によっては「ここが足りない」みたいなことがあるかもしれませんので、自分に合った形に改良してもらえればと思います。
参考にしてみてね!
何を記録しておけばいいのか?
基本的には、以下の事柄が分かるように記録できていれば問題ないかと思います。
言葉で伝えるだけではわかりにくいかもなので、これからお見せするぼくの記録を参考にしてみてください。
なお個人情報的な観点から今回は敢えて、自分占いに近いような内容の記録を選んでいます。
他人占いの記録を残すほうがええで!
鑑定記録の例:2020年アメリカ大統領選の行方
当時かなり話題になっていた、2020年のアメリカ大統領選挙の結果を占ってみた際の記録です。
なお鑑定日は、一般有権者の投票日から約1ヶ月くらい前の、10月8日になります。
ちなみに鑑定結果は、
「バイデン氏の選挙戦は無難で決め手にかけるけど、トランプ氏が勝手に転んでバイデン氏が勝つ」
みたいな感じでした。
結果だけ当たって、細かいところはハズれてた。
ではこのときのメモを元に、記録のポイントを3つ紹介したいと思います。
記録のポイント①:鑑定の基本情報は必須
鑑定内容を再評価する際には、以下のような基本情報が必要になります。
いずれも、鑑定内容を再評価するために最低限必要となる情報になります。
忘れてしまっているかもしれないので、できる限り詳しめに書いておくのが良いでしょう。
なお大統領選のメモでは敢えて「何について鑑定したのか」の記録を省略しています。
理由は、ファイル名(タイトル)を見れば明らかだからです。
相談内容だけでなく、相談内容に対して行った質問の答えなんかも、
できるだけ正確に記録しておくのがオススメ。
記録のポイント②:引いたカードの写真を残す
相談内容の詳細だけをメモしていても、どんなカードを引いたのかがわからなければ鑑定内容を評価できません。
なので引いたカードの写真は、残しておきたいところ。
写真が難しければ、引いたカードの位置と名前をメモしておくだけでも十分です。
スプレッドのどの位置で、
何を引いたかがわかればオッケー。
記録のポイント③:カード毎の解釈をメモしておく
その当時の自分の解釈を、カードごとにできるだけ詳しく書き留めておきましょう。
複数枚引いて総合的に判断した場合であっても、カードごとに何らかの解釈はしているはず。
総合的な判断と合わせて、その解釈を記録するようにしてください。
この解釈の再確認ができることこそ、鑑定内容の記録を残す最大のメリットだと感じています。
ぜひ、めんどくさがらずにメモしてみてください。
チャット(LINEとか)を使って占うと、
ログが記録になりやすいのでオススメ
おまけ:さぶらがメモに使っているアプリ
もしかしたら気になっちゃう人がいるかもしれないので、簡単に紹介しておきますね。
さぶらがメモに使っているのは、「Typora」というソフトです。
マークダウンエディタと呼ばれる、ちょっと特殊なタイプのメモ帳になります。
もともとブログ書くのに使ってたヤツ。
パソコン(Windows、MacOS、Linux)でしか使えませんが、とっても便利なエディタです。
見出しを作れるので、カードごとの解釈なんかをわかりやすくまとめることができます。
それと、カード写真を入れ込めるのが最高に便利です。
有料のソフトですが、買い切りタイプになっています。
14.99ドルなので、1ドル130円と考えると2,000円弱くらいですね(2023年02月01日現在)。
英語のソフトですが日本語化もできますし、一部の界隈ではかなりメジャーなソフトなので、解説サイトもたくさんあります。
興味があるようでしたら、「Typora」で検索してみてください!
参考までに!
タロット占いの練習=他人を占う練習
これにて「タロット占いのおすすめ練習方法」、終了でございます。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
最後にもう1度、ポイントをおさらいしておしまいにしましょう。
タロット占いができるということは、他人を占うことができるということ。
今現在の精一杯で他人を占うことが、もっとも効果的な練習だと確信しています。
実際ワイもそうやってきたよ!
占わせてもらえる人を探すのは大変かもしれませんが、本を読んでいるだけに比べると、確実に成長できます。
ぜひチャレンジしてみてください!
ここで紹介した方法も活用してね!
ーおしまいー