みなさん、おはこんばんちは。
にんじんスープを作ってみたら意外においしくて、とっても機嫌が良い(2021年01月05日の)さぶらでございます。
簡単だけど甘くておいしい!
さて、今回のテーマは「タロット占いは当たるのか?」でございます。
占いといえば、やはり「当たる」「当たらない」は重要です。
当たらない占いにお金や時間をかけて損するなんてことは、できるだけ避けたいもの。
実はこの話題、先日に投稿した記事でも少し触れております。
今回は「タロット占いは当たるのか?」に絞り、学んだ結果を基に、より深く掘り下げた記事にしてみようかと思っています。
なお、内容としてはどうしても主観が入り込んでしまいます。
したがいまして、この記事で説明する内容すべてが正しいとは限らない点については、あらかじめご承知おきくださいませ。
それでは、はじまりはじまりー。
ゆっくり読んでいってね!
当たるかどうかは占者(占う人)の力量によるところが大きい
まずは結論から。
見出しの通り、タロット占いが当たるかどうかは、占者の力量によるところが大きいかと思います。
当たり前の話かもしれませんが、本質を掴んでいて、しっかりと勉強をしている経験豊富な方は、やはり的中率が高いイメージです。
では、なりたての占い師さんや、趣味でタロットをやっているような人の占いは当たらないのか?といいますと。
一概にそうとも限りません。
実際ワイも、結構「当たった」って言われたことあるで!
そこら辺はセンスやら、コツを掴むのがうまいやら、さまざまな要因が絡んできているかと思います。
そういった要素もひっくるめて、ぼく個人としての結論は以下の通りです。
タロットの 占い結果が 当たるかは
結局のところ 占者次第
さぶら
和歌っぽくしてみた。
タロット占いが当たる理由については諸説ある
結論を述べたところで、次に「タロット占いが当たる理由」を確認していきましょう。
といっても、明確な理由は定かではありません。
なんで当たるかわからんの?
占い師さんは各々に、「当たる理由」を持っているかと思います。
しかし物理法則のように、世界中の誰もが認め、すべての占い師さんに例外なく適用されるような理由があるかについては、ハッキリしていないようなのです。
(ぼくが学んだ・調べた範囲での、ぼくの解釈です)
それはつまり、「諸説ある」ということ。
ということで、代表的な説をいくつか紹介してみようと思います。
①スピリチュアルな説
タロット占いが当たる理由を調べたとき、もっとも多く見かけるのがこの「スピリチュアル的な理由」です。
占い師さんによって詳細は異なりますが、一例を挙げるとこんな感じ。
スピリチュアルだねぇ。
②シンクロニシティ説
スピリチュアルにも負けないくらい見かけるのが、シンクロニシティを根拠にした説です。
集合意識を理由とするケースも、こちらに含みます。
(スピリチュアル説の本質がシンクロニシティなのかもしれませんが、よくわからないので分離しました)
シンクロニシティについては、いわゆる「虫の知らせ」と説明されることが多いのですが、非常に複雑でわかりにくい概念です。
ワイもスッキリとは説明できん。
なのでここは、説明を引用させていただきます。
シンクロニシティは「共時性」とも訳され,複数の出来事が非因果的に意味的関連を呈して同時に起きる(共起する)こと,である。シンクロニシティの正確な理解は難しい。何故なら,「出来事」,「因果」,「意味」,「同時」とは何かについて,議論が必要だからである。言い換えれば,解釈の余地が残されている理論である。
メタ超心理学研究室「超心理学講座・シンクロニシティ」(2020年12月25日参照)
シンクロニシティは超有名な心理学者であるカール・グスタフ・ユングによって提唱された概念です。
ユング心理学(分析心理学)においては、集合的無意識に深く関係しているとされています。
シンクロニシティは超心理学の領域とされている。
タロットが当たる理由としては、以下のような説明がなされるイメージです。
間違ってたらごめんなさい。
③心理学的な説
認知バイアス(人間が持ちやすい偏った思い込み)を利用することで当たりやすくしている、当たったと感じやすくしている、という説です。
よく引き合いに出されるのが、バーナム効果と確証バイアス。
被験者に何らかの心理検査を実施し、その検査結果を無視して事前に被験者とは無関係に用意した「あなたはロマンチストな面を持っています」「あなたは快活に振舞っていても心の中で不安を抱えている事があります」といった診断を被験者に与えた場合、被験者の多くが自分の診断は適切なものだと感じてしまうが、この現象を「バーナム効果」と呼んでいる。
「バーナム効果」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2020年6月27日 (土) 12:51 UTC
「A型は几帳面」などの血液型占いは、バーナム効果を活用している代表例です。
ほかにもマーケティングやセールストークなど、さまざまな場面でバーナム効果が活用されています。
認知心理学や社会心理学における用語で、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。認知バイアスの一種。また、その結果として稀な事象の起こる確率を過大評価しがちであることも知られている。
「確証バイアス」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2020年10月31日 (土) 03:30 UTC
⇒ 「確証バイアス」とは?都合がいい話ばかり集めてしまう無意識の罠
整理されたA型さんの机を見て、「やっぱりA型だなあ!」と感じる現象。
会社員時代にぼく(A型です)も言われた経験があるんですが、机の上だけを見て判断するのは、ぶっちゃけ早計です。
机の中はカオスだったりする。
おまけ:確率論的な説
この説については、正直ぼくもよくわかりません。
ときどき「タロットは確率論」みたいな話を聞くので、とりあえずおまけとして入れてみました。
どのカードが引かれるかは確率的な話なので理解できるのですが、それがどうして当たる理由になるのかは不明です。
ある程度当たることが確率的に保障されているから?
よくわからないです。
わかる人、やさしく教えて。
何をもって「当たった」と考えるのか?
当たる理由の解釈が占者によってさまざまであることを紹介したところで、次に気にしてほしいのは「あなた自身が当たったと考える基準」です。
何をもって「当たった」と判断するのか。
第三者から見て、どんなに占者が適切な話をしていたとしても、占ってもらっている質問者本人が納得できなければ「当たった」とは考えないでしょう。
つまり「当たった」「はずれた」を最終的に決めるのは、質問者さん自身にほかならないのです。
ここでぼくが伝えたいのは、「自分の未来を決められるのは、自分しかいない」ということ。
当たった基準の話とは関係ないように見えるかもしれませんが、実は繋がるんです。
大前提:タロットで未来を予知するのは難しい
「占い」というと、「将来どうなるか見てもらう」というイメージがありませんか?
確かに、未来予知を目的に行われる占いもあるでしょう。
その場合、「当たった」「はずれた」はとても重要です。
しかし幸か不幸か、タロット占いは未来予知に向いていません。
もちろん占うこと自体は可能ですが、的中率については「期待しないほうがいい」と考えるべきでしょう。
己が命運を垣間見る禁忌を犯す、だと…?
自らの欲望で歪めた運命を盲信することに、何の意味がある?
(自分が将来どうなるか見てもらうときは、お遊びのつもりで。
盲目的に信じるのはオススメできません)
ちなみにタロットに向いているのは、以下のような内容の占いです。
より主体的な質問がオススメやで!
なぜ未来が気になるのか?
そもそも「未来がどうなるか占ってもらいたい」理由とは何でしょう?
「来年転職を予定しているが、今よりも生活は楽になる?」という内容を占いたい人を例に、少し考えてみましょう。
質問内容について深堀りして考えると、画像のように、さまざまな期待と不安が見えてきます。
「今よりも生活は楽になる?」という質問から考えると、経済的な面が大きな心配事なのだろうと読み取ることができます。
しかしそれは、実際に退職して就職活動をしてみたり、働いてみたりしない限りはわからないことです。
とはいえ一度退職してしまったら、「やっぱり元の職場が良かった」となったとしても、普通はそう簡単に戻れません。
だから、転職してから結果がわかっても遅いんや。
このことから、占いで未来を知りたいと考える人の心の内には、以下のような思いが込められているであろうことが推測できます。
気持ちはわかります。
しかし占いで未来の結果だけわかったとしても、基本的には何の解決にもなりません。
厳しいかもしれんが、それが現実やで。
未来を占うだけでは何の意味もない
これはぼくの個人的な意見なんですが。
人生は、行動しないと好転しません。
かつてぼくは、行動を避けていました。
「失敗するくらいなら何もしない」を徹底していたのです。
結果は最悪でした。
「あのときこうしていれば……」という思いが溜まりに溜まり、やがて生きることが苦しくなり、うつ病になって職を失い、無一文になってしまいました。
「何もしないで後悔」は結構ヤバいので、絶対に避けたほうがいいです。
心が病んでしまう原因になるで!
繰り返します。
占いで未来の結果だけわかったとしても、基本的には何の解決にもなりません。
なぜなら実際に行動してみない限り、その結果の「当たった」「はずれた」を確認することができないからです。
つまり、何もしなかったのと同じ結果になる。
ぼくが「未来の結果を占う」よりもオススメしたいのが、「未来をより良くするための適切なアドバイスをもらう」という方法。
タロット占いをうまく活用すると、秘められた不安や願望に対して、具体的なアドバイスを得ることができます。
具体的には、以下のように質問内容を変更すればOKです。
これなら占い任せにならず済む上に、今よりも生活を良くするために自ら行動せざるを得なくなります。
こうすることで「やらない後悔」が避けられる、というわけです。
最終的に未来を決めるのは自分自身
そもそもタロットで占える未来は、占った時点での未来。
占い結果を受けて行動を変えれば、変えた分だけ未来も変化します。
我が見た汝の運命は、未来を知り得なかった汝の運命に他ならぬ。
(この占い結果は、未来を占わなかった場合の未来なんです)
もっと言うと、未来を知った時点で未来は変化している。
もう変わってしまった結果を見たところで、意味ないですよね。
それなら、未来を良くするためのアドバイスをもらったほうが良くないですか?
未来は、あなたの行動次第でいくらでも変化します。
しかしあなたが行動しなければ、何も変わりません。
現状が苦しいなら、苦しいままです。
占いで未来が大きく好転したら楽だけど、そんなことはない。
怠惰なる者に未来はない。
(怠けていては、何も良くなりませんよ)
ですからぼく個人としては、より適切なヒントやアドバイスを得ることのほうが大切なんじゃないか?と考えているわけです。
よいアドバイスが行動の後押しになるのも、良い点だと思っています。
あなたはどう思いますか?
当たってもはずれても有意義になるように占いを活用しよう!
これにて「タロット占いは当たるのか?」、終了でございます。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
最後にもう1度、ポイントをおさらいしておしまいにしましょう。
占いが当たる理由には諸説あり、人によってさまざまな理由が説明されています。
しかしどのような理由であれ、大切なのは「その占いが有意義なものになったかどうか」。
占いで得た気付きやヒント、アドバイスを有効活用し、少しでも未来を良い方向に変化させる材料として役立ててみてください!
占いに依存したらアカンで!
ーおしまいー