みなさん、おはこんばんちは。
ブログを更新していなかった間にタロット占いの勉強を始め、米大統領選の結果を占ったりして遊んでいた(2020年12月25日の)さぶらでございます。
バッチリ当てられたで!(結果だけ)
さて、今回は「タロット占いの勉強を始めたよ」という報告(?)記事となります。
実はこれからタロットを勉強するにあたって、学んだことをブログにアウトプットしたいと考えております。
なのでまずは前置きとして、「タロットやってみるで!」という報告記事を用意してみよう、という次第でございます。
ちなみに、スピリチュアルに目覚めたわけではありません。
あまり有益な記事にはならないと思いますが、暇つぶし程度にはなるようにがんばります。
それと、怪しい話を展開するつもりは毛頭ありませんので、安心してくださいね。
(若干オカルトに触れるけども)
気が向いたら、ゆっくり読んでいってね!
突然ですが、タロット占いの勉強を始めました
正直な話、ぼくはスピリチュアルがあまり好きではありません。
否定するつもりはないのですが、積極的に肯定する気にはなれないのです。
そんなぼくがなぜ、よりにもよってスピリチュアルの代表選手のひとつであるタロット占いに手を出したのか?
その理由を、つらつらと語っていこうと思います。
タロット占いの勉強を始めた理由は2つ
まずは結論から。
タロットの勉強を始めた理由は、以下の2つです。
- タロット占いは優秀な問題解決ツールだと思うから
- 応援しているVTuberの子がタロット占いをやっているから
2つ目は、実にオタクらしい理由です。
なのでここでは触れませんが、いつか紹介したいと思っています。
大神ミオちゃんの影響です!!!!
魂の叫び…!
(言っちゃってる…!)
タロット占い=問題解決ツール?
ぼくはタロット占いを、優秀な問題解決ツールだと確信しています。
ここで言う問題解決ツールとは、以下のようなものです。
占いって、未来を見るものではないんか?
残念ながら、タロット占いで未来予知をすることはできません。
(少なくとも勉強した限りでは無理そうです)
やったとしても的中するかどうかは運任せになるので、個人的にはお遊びとして楽しむのがオススメです。
しっかりとタロットを役立てたいと考えるなら、問題解決に絞って活用すべきだとぼくは考えています。
スピリチュアルなタロット占いで問題解決できるの?
というわけで、これから最初の理由「タロット占いは優秀な問題解決ツールだと思うから」について語っていきます。
現実的な問題解決ツールとスピリチュアルなタロット占い。
一見して結びつかないように感じるのではないでしょうか?
なぜそれらが結びつくのか。
それをゆっくりと説明していくのが、この記事の隠された目的なのです。
こっからが本番や!
タロットってめちゃくちゃスピリチュアルだよね
まずはタロットカードについて、いかにオカルトでスピリチュアルなのか、確認してみたいと思います。
なぜそんなわかりきったことを確認するのか。
タロット占いは問題解決ツールになり得るのですが、オカルトでスピリチュアルな要素を完全に切り離すことができないからです。
するべきでもないと思うしね。
それはつまり逆に考えると、タロット占いは現実的な要素も兼ね備えているということ。
そこらへんをハッキリさせるために、何がどうオカルトでスピリチュアルなのか、見ていきたいと思います。
タロットカードは間違いなくそっち系
長い歴史があるタロットカードは、オカルティズム(神秘学)とは切り離せない存在です。
そんなタロットカードを用いた占術であるタロット占いもまた、オカルティズムの一部と捉えるのが自然であります。
……なんて小難しい話は抜きにしても、タロットカードには何やら怪しい雰囲気がありますよね。
最近では、かわいい絵柄のタロットも見かけます。
しかし一般的な「いわゆるタロット」は、怪しげでちょっと怖さもあるような、なんとも言えない雰囲気を醸し出しています。
スピリチュアルは好きじゃないしホラーは怖くて見れないけど、オカルトはすき。
なのでタロット占いは、理屈なしでめちゃくちゃスピリチュアルだと思います。
同じようにスピリチュアルだと感じている、思っている方も多いのではないでしょうか?
タロットカードは生まれながらのオカルト
見た目の話を終えたところで、次はタロットカードの歴史に軽く触れてみましょう。
さっき貼り付けた写真のタロットカードは、もっともスタンダードな「ウェイト版」(「ライダー版」「ライダーウェイト版」とも)と呼ばれるものです。
ウェイト版が作られたのは、今から100年以上も前のこと。
アーサー・エドワード・ウェイトという人物が、自身が所属していた魔術結社「黄金の夜明け団」の解釈に基づいてタロットのデザインを行い、同じく「黄金の夜明け団」に参加していた画家のパメラ・コールマン・スミスがイラストを担当しました。
タロットカード自体は、14世紀にはすでに存在していたらしい。
タロットカードのデザインは、オカルティズムに基づいたものです。
なので間違いなくオカルトですし、そこにスピリチュアルを感じるのも自然な話だと思います。
しかし。
「だからといってタロット占いまでもがスピリチュアルだとは言い切れなくない!?」
と、ぼくは思ったわけです。
なぜ「タロット占い」はスピリチュアルだと言い切れないのか?
タロットカードは紛れもなくオカルトで、スピリチュアル。
そんなタロットカードを用いた占いは、果たして無条件にスピリチュアルになってしまうのでしょうか?
きっとその答えは、人によってさまざまでしょう。
ぼくの場合は「スピリチュアルだとは言い切れない」という答えになりました。
ここからはその理由を、できるだけわかりやすく説明していきます。
理由:結果に明確な根拠があるならスピリチュアルじゃないのでは?
答えをそのまま見出しにしてしまいました。
とりあえず例を使って、どういう意味なのかを説明してみます。
愛しの厨二さんに告白する予定なんですが、うまくいきますかね…!?
(という例え話)
タロットを使ってねこもどきの悩みについて占ってみた場合、大まかに「うまくいく」か「うまくいかない」か、いずれかの結果が出るはずです。
もしその結果に対し、納得できる根拠を示せるのだとしたら。
「それはスピリチュアルじゃないのでは?」
というのがぼくの考えなのです。
たとえば。
こんなふうに説明されれば、納得感があるのではないでしょうか?
もちろん自分が本当に「石橋を叩いて渡る」「確信が持てない限り行動しない」タイプだと思うなら、ですが。
だまされるな!
「納得できる」と「根拠がある」は別物だぞ!!
喚くな化け猫……。
(安心してください、ちゃんと説明します)
タロット占いが当たる理由(主観的な話です)
しっかり説明されれば、納得感は増します。
しかし「その答えが導き出された根拠」がはっきりしていないと、説明そのものに疑問を感じてしまうかもしれません。
タロット占いが当たる理由こそが、その根拠になり得るのではないでしょうか?
ぼく個人としては、タロットカードにはうまい具合に当たる工夫が組み込まれていると考えています。
その工夫を理解した上できちんと読み取ることができれば、見当違いな結果が出ることはないと思っています。
では、タロットに組み込まれた「うまい具合に当たる工夫」とは何でしょうか?
大事な話なので、ちょっとだけ丁寧に説明したいと思います。
工夫①:1枚の絵の中に複数の象徴が描かれている
タロット占いでは、引いたカードの絵柄から意味を読み取ります。
絵柄の中には複数の象徴が描かれていて、象徴ごとに異なる意味合いを持っています。
(とはいえ、全く相容れない要素が共存しているわけではありません)
たとえば、「節制」のカードを例に見てみましょう。
この節制のカードには、以下のような象徴が含まれています。
- 天使が左右の手に持つカップ(潜在意識、顕在意識)
- 片足だけ水に突っ込んでいる(精神性と物質性、精神世界と現実世界)
- 水辺に咲く花(自然的な繁栄、豊かな自然環境、エコ的な感じ)
- 背景のお山(理想の高さ、困難さ、障害)
なお、これはごく一部です。
このようにタロットカードには、思っているよりも多数の象徴が含まれていて、象徴ごとに異なる意味合いが設定されているのです。
(ただし、意味の解釈は人によって異なる場合があります。絶対的な正解はありません)
この工夫によって占者は、質問者に適した解釈を採用することが可能になっています。
(質問内容を具体的にした方が良いとされている理由は、適した解釈を採用するための判断材料が増えるからだと解釈しています)
工夫②:一般的な意味合いが多い
意味合いが具体的であるほど当てはまる人が少なく、意味合いが一般的(抽象的)になるほど当てはまる人は多くなります。
たとえば、「疲れているサラリーマン」は世の中にたくさんいますよね。
しかし「職場の厄介おじさんに付きまとわれているせいで疲れているサラリーマン」となると、当てはまる人数はぐっと減るでしょう。
タロットに描かれている象徴の意味合いは、非常に大雑把です。
「疲れているサラリーマン」のような、多くの人に当てはまりそうな一般的な意味が多く、ぶっちゃけて言うと「誰しも大抵は何かしら思い当たる」ようになっているのです。
実際にカードを引いて、例を出してみますね。
(この文章の執筆中に引いてみました)
- 審判:起死回生、再会、復活、岐路、など
- 死神:終わりと始まり、新陳代謝、リセット、など
- 吊られた男:雌伏のとき、我慢、試練、孤独、など
どれも、誰もがひとつくらいは思い当たりそうなキーワードではないでしょうか?
わいはブログの更新を復活させたで!
カードの工夫と心理学的な要素を活用
①と②の工夫に心理学的な要素をプラスすることで、「当たるタロット占い」を実現していると考えています。
単にタロットカードをランダムで引いただけでは、占いが当たる根拠がなく、まさに「当たるも八卦当たらぬも八卦」そのものになってしまいます。
しかしそこにバーナム効果や確証バイアスといった、認知バイアス(人間が抱きやすい思い込みや思考の偏り)を組み合わせることによって、的中率が(質問者が「当たった!」と感じられる確率が)グっと上がる!という訳です。
バーナム効果と確証バイアスについては、説明を引用してみましょう。
被験者に何らかの心理検査を実施し、その検査結果を無視して事前に被験者とは無関係に用意した「あなたはロマンチストな面を持っています」「あなたは快活に振舞っていても心の中で不安を抱えている事があります」といった診断を被験者に与えた場合、被験者の多くが自分の診断は適切なものだと感じてしまうが、この現象を「バーナム効果」と呼んでいる。
「バーナム効果」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2020年6月27日 (土) 12:51 UTC
認知心理学や社会心理学における用語で、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。認知バイアスの一種。また、その結果として稀な事象の起こる確率を過大評価しがちであることも知られている。
「確証バイアス」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2020年10月31日 (土) 03:30 UTC
これらをひと言で表現すると、「誰にでもありそうなことを言えば、相手が勝手に当てはまるものを見つけ出してくれる」ということです。
そんなテキトウそうな占いに意味あるん?
闇の魔力なき占術など欺瞞に過ぎぬ…!
(インチキじゃないですか!)
そう思っちゃいますよね。
当然だと思います。
けど安心してください。
そんな乱暴なカラクリの占いでも、しっかり役立ちます。
というわけで次の見出しでは、認知バイアスを活用した占いの意義について、ぼくなりの考えを紹介したいと思います。
インチキちゃうんか?タロット占いの意義
認知バイアスを活用している時点で、「インチキなのでは?」と感じる人が多いかもしれません。
でもぼく自身は、インチキだと感じられても役に立つ・意味があるなら問題ないと考えています。
その理由は、以下の通り。
ひとつずつ詳しく説明していきます。
問題ない理由①:自分の中で重要な要素がピックアップされやすいから
「自分の中の重要な要素」というのは、不安や心配事、モヤモヤなどの原因といった、心の中で(意識的、または無意識的に)重要だと捉えているポイントを指します。
それはつまり、本人にとって優先的に解決したい事柄ということでもあります。
悩みや不安の解決にタロット占いを利用する場合、その問題を解決するためのアドバイスやヒントを得ることが目的であるはずです。
だとすれば、「重要な要素がピックアップされやすい」ということに何の不都合もありません。
そこがズレてたらアドバイスも的外れやな。
そうなんです。
なのでタロット占いを有意義なものにするためにも、必要なことなんだとぼくは思っています。
問題ない理由②:意識していなかった感情や思いが浮き彫りになりやすいから
タロット占いでは、恋愛や人間関係についての占い需要が多いと聞きます。
かくいうぼく自身、占いたいと思うことといえば、人間関係についてと仕事の心配事です。
心配事や悩みごとには、秘められた感情や思いが深く関わっているもの。
(特に恋愛や人間関係にはつきものですね)
いわゆる「高嶺の花」的な異性に恋をしてしまった結果、何事にも集中できずに困っている厨二さんを例に、意識していなかった感情や思いについて考えてみましょう。
堕天使の魔眼に魅入られし我は、煉獄の牢に囚われたが如くに無力……。
(彼のことを考えるとドキドキして、なんにも手が付きません)
恋をすること自体は悪いことではありませんが、集中できないのは問題です。
厨二さんの集中が妨げられる原因となっている思いや感情とは、どんなものでしょうか。
恋する異性に心を奪われているから?
それとも、恋する異性の視線が気になってしまうから?
その内容次第で、解決方法はまったく異なってきます。
単にキョドってるだけやろ。コミュ障だし。
浮かれすぎて妄想が爆発してしまうのが原因なら、少し冷静になる必要があるでしょう。
視線を気にしてキョドっているのなら、まずは必要以上に他人を恐れない訓練が必要かもしれません。
とはいえ実際のところ、このような自分の心や感情に対する深い理解は、なかなかどうして難しいもの。
難しいからこそ、認知バイアスを利用して浮き彫りにすることに意味が出てくるのです。
自分でもわからないことを、初対面の人間がいきなり理解するのは無理ゲーやで。
ぼくにとってのタロットは「認知バイアスを活用した問題解決ツール」
さて、だいぶつらつらと語ってしまいましたが、一通り必要な説明は終えました。
これにて「タロット占いの勉強を始めたよ」という報告記事、おしまいでございます。
最後におさらいがてら、ポイントになる部分をまとめてみましょう。
大神ミオちゃんの件は本題ではないので、優秀な問題解決ツールたる理由のみ列挙します。
語りたいけどな!
ぼくにとって、タロット占いは占いではありません。
なぞなぞかな?
認知バイアスという心理学的な要素を根拠にした、問題解決ツールだと思っています。
(抽象的な意味合いを持つ複数の象徴から、認知バイアスを活用して意味を拾い上げる)
なので本当は、「タロット占い」とは言いたくないんです。
(わかりやすいので使っていますが)
まだどう呼ぶべきかはハッキリしていないんですが、とにかく「占い」というイメージとはまったく違うものだと思っているんです。
それこそが「タロットはスピリチュアルとは切り離せる」という理由であり、ぼくがタロットの勉強を始めた理由です。
うまく活用することで、楽しみながらも質問者に寄り添った問題解決のお手伝いができるかもしれない。
しかも、うつ病から得た心理学的な知識も役立つ可能性が!
今こそ我が闇の魔力を解き放たん!!
(自分の強みを活かせる!!)
将来的に、それが実現できるかはわかりません。
しかし、実際に実現させるつもりで取り組んでいきたいと思っています。
というわけで、これからタロット関係の記事も投稿するようになるよ!という前振り記事でした。
興味ある人、ぜひ一緒に勉強しよう!
ーおしまいー