みなさん、おはこんばんちは。
久しぶりにNetflixを見たいと思って契約してみたら、月額が1000円近くて、どうしてもアマプラと比べてしまう(2023年09月22日の)さぶらでございます。
さて、今回のテーマは「恋愛に余計な駆け引きが必要ない理由」でございます。
あなたは恋愛での駆け引き、好きですか?
さぶらは面倒くさいのでキライです。
わかりやすいほうがわかりやすい。
ですが世の中の風潮として、「恋愛に駆け引きはつきもの」みたいなのって、あるんじゃないかと思っています。
でも占いのお客さまから駆け引きのお話を聞いたりしていると、「それはちょっと、やりすぎじゃあないかい?」なんて感じてしまうこともあったりなかったり。
あるのかないのか、ハッキリせんかい!
もちろん、駆け引きそのものを否定する意図はありません。
伝えたいのは、「良い恋愛を求めるなら、あんまり駆け引きに偏る必要はないんじゃないかな?」ということ。
なぜならさぶら個人としては、余計な駆け引きは百害あって一利なしと感じているからです。
というわけで今回は、「恋愛に余計な駆け引きが必要ない理由」について説明しつつ、駆け引きの本質や注意点についても考えてみたいと思います。
主観的な考えが中心となるので、その点だけご注意ください!
あくまでも「ワイはこう思うよ」ってコト!
というわけで、はじまりはじまりー。
なんで恋愛で駆け引きしようとするの?
「恋愛に余計な駆け引きが必要ない理由」を説明する前に、まずは「なぜ人は恋愛で駆け引きしようとしてしまうのか?」という点について考えて行きたいと思います。
その方が、「必要ない理由」が伝わりやすい気がするので。
具体的な理由は人それぞれだと思いますが、大きくは以下のような感じに分けられるんじゃないでしょうか。
好きになってもらいたいから
好きになった人に対して、自分を好きになってもらいたいと思うのは、人の性というものでしょう。
ですが残念なことに、多くの人は「好きになってもらえる自信」をなかなか持つことができません。
持てないよね?
それはつまり、「好きになってもらえないかもしれない(拒絶されるかもしれない)」という不安がのしかかってくる、ということでもあります。
そういった状態であれば、「駆け引きすれば、好きになってもらえるかもしれない」と考えるのは不思議ではありませんし、試してみたくなるのも当然ではないでしょうか。
藁をもつかむ、みたいな感じ。
気を引きたい・夢中にさせたいから
相手が自分に好意を持っているかわからない状態で、自分から「好き」という気持ちを表に出すのは、なかなかに勇気が要るもの。
だからこそ、「相手が勝手に私のこと、好きになってくれればなあ」なんて思ってしまうのは、決して特別なことではないはずです。
特別じゃないよね??
そこで登場するのが、恋の駆け引きです。
駆け引きが決まれば、勝手に自分のことを気にし始めたり、うまくすれば夢中になって追いかけてくれたりするかもしれない。
それに世の中には「惚れた弱み」という考え方があります。
心理的な主導権を握るという意味でも、積極的に駆け引きを利用している人は少なくないんじゃないでしょうか。
とにかく有利になりたい!
(マウント的な意味で)
相手の気持ちを確かめたいから
さぶらがタロット占いを始めて強く実感したことのひとつに、相手が自分のことを本当に好きなのか、不安になってしまう人は決して少なくない、ということがあります。
自信がないからこそ、つい心配になってしまうイメージ。
さすがに面と向かって「私のこと好き?」とは、なかなか聞きにくいですよね。
そこで活躍するのが駆け引き。
つまり、相手が本当に自分のことが好きなのかを確かめるために駆け引きを使う、という感じですね。
身の程知らずの呪術師が、我の使役を試みてきた♡
(このあいだ、ナンパされちゃった♡)
よかったですね(棒
変化のきっかけを作りたいから
恋愛関係を始めたいときや、友達から恋人に発展させたいとき、より好ましい状況に変化させたいときなど、何か変化のきっかけになるようなことを望むのは、決して珍しくないと思います。
たとえば、
「相手は私に合わせようと必死になるあまり、受け身になってしまっている。
私としてはグイグイ来てほしいから、敢えてこっちからは連絡しないでおこう!」
みたいな感じですね。
相手が自信のないタイプだと、そのまま終わっちゃうヤツな!
声なき者の声を聴け・・!
何となく必要なものだと思っているから
世間には、「恋愛=駆け引き」的な情報があふれています。
そういう情報に触れ続けていると、
「恋愛では駆け引きするのが当たり前なんだ」
という感覚になってしまうのは、ごく自然なことではないでしょうか。
みんなやってるから、的な。
余計な駆け引きがオススメできない2つの理由
こうして駆け引きする理由を振り返ってみると、なんだか駆け引きしたほうが効率的な感じがするかもしれません。
自然に好きな人の気を引けるなら、使わない手はないよな!
確かに、ちょっとしたアクセントやきっかけ作りとしての駆け引きであれば、そんなに悪いものではないと思います。
ですが駆け引きばかりの関係となると、やっぱりさぶらとしてはオススメできません。
ここからは、その2つの理由について説明していきます。
理由①:本当のあなたを覆い隠してしまうから
駆け引きをする理由でも触れた通り、効果的に駆け引きを使うことで、相手からの注目が得られたり、好意が得られたりする可能性があります。
ですが実際その通りにうまくいったとしても、それは駆け引きの効果に過ぎません。
残念ながら、あなた自身に惹かれたわけじゃない。
もちろん、そういった駆け引きができるかどうかも、個人の魅力の一部かもしれません。
ですが駆け引き自体が持つ効果を考えると、本当のあなたを覆い隠したまま、うまいこと相手を操っているという側面も、決して少なくはないと思っています。
駆け引きとは、あなたの内面とは関係ないところで、相手を意図通りに動かすための働きかけ。
駆け引きの効果はいずれ切れ、そのとき相手は、本当のあなたと向き合うことになるでしょう。
駆け引きは、そうなっても困らない程度に抑えておくのが良いのではないかと、さぶらは思います。
理由②:対等な関係を築きにくくなるから
理由①でも触れていますが、駆け引きには、相手を自分の意図通りに動かすことを期待して行う、という側面があります。
ですが、そうした駆け引きによって恋愛の主導権を握ろうとしたり、影響力を行使しようとしたりすると、「上下関係」や「支配関係」に発展してしまう可能性が出てきてしまうんです。
どゆこと?
たとえば、「惚れた弱み」という言葉。
相手に惚れているがゆえに、何をされても許してしまう、関係を維持したいあまりに逆らえなくなってしまう、みたいな感じの状態を指しています。
これってまさに、「上下関係」や「支配関係」そのものですよね。
恋愛関係そのものを人質にするようなもん。
惚れてしまったがゆえに好き勝手されてしまっては、たまったもんじゃありません。
それによって相手が強いストレスを感じてしまったら対等どころか、結果として不健全な関係に変化してしまっても不思議ではないでしょう。
マウントの取り合いになっちゃうかも!?
本当に駆け引きは悪いものなの?本質を考えてみる
余計な駆け引きをオススメしない理由を見てみると、まるで駆け引きが悪いもののように見えてしまうかもしれません。
キライだからそう言ってるだけちゃうんか!?
たしかに、そのように見えてしまうかもしれませんね。
では、ここからは本当に駆け引きは悪いものなのかを判断するために、駆け引きの本質について考えていきましょう。
駆け引きの本質は「相手のコントロール」
恋愛という側面で「駆け引き」について考えてみると、何となく「恋愛上手のテクニック」というような印象を持っている人が多いかもしれません。
ですが駆け引きは、自分の思う通りに相手の気を引いたり、夢中にさせたり、好きになってもらうために行われます。
相手が思った通りにならない駆け引きなんて、何の意味もないですよね?
つまり駆け引きの本質は、「自分の思い通りに相手を動かす」という部分にあるわけです。
好きになってもらえないなら、好きにさせちゃえばいいじゃない!
駆け引きの良し悪しを考えるうえで、この「駆け引き=コントロール」という認識は、とても重要になってきます。
相手のコントロールを前提とした関係は、上下関係に変化しやすい
相手のコントロールとはつまるところ、「相手を自分の思い通りに動かす」ということ。
相手を自分の思い通りに動かすというのはつまり、「相手の意思よりも、自分の意思を優先させる」という勝ち負け的な考え方です。
駆け引きに強いほうの意思が優先されて、駆け引きに弱いほうの意思は無視されてしまう。
これじゃあ、上下関係と変わりないですよね。
お前いいかげん中二病卒業しろ。
我、血の契約をもって汝に命ず……。
チュウニ、サイキョウ
(クチが勝手に……!?)
上下関係とはつまり、強い弱いの関係。
「支配関係」とも表現できるかもしれません。
日常的に駆け引きを使ってしまうと、そういった関係が当たり前になってしまいます。
その結果、恋愛関係が上下関係に変化してしまいやすい、というわけです。
モラハラやDVは上下関係の延長にある
恋愛関係が上下関係に変化してしまった場合、上に立った側が攻撃的、支配的になってしまうことがあります。
付き合う前はあんなに優しかったのに・・!
たとえばUPさんが上、DOWNさんが下の関係にあるという仮定で、なぜ攻撃的になってしまうのかを考えてみましょう。
UPさんとDOWNさんの力関係が明確になってしまえば、もう駆け引きのような回りくどい、面倒な方法を用いる必要はありません。
つまりUPさんにとっては、DOWNさんが自分の思い通りに動くのであれば、どんな方法で相手に働きかけても問題がないわけです。
そんな状況は、DOWNさんにとって良いものとは言えないはずです。
特に力関係がハッキリした直後は、UPさんのDOWNさんに対する扱いがぞんさいになっているだろうことは想像に難くなく、少しくらいは配慮してくれるようUPさんに訴えてみることもあるでしょう。
そのとき、UPさんがDOWNさんの訴えを受け止めてくれるなら、何も問題はありません。
ですが、聞き入れようとしない場合はどうなるでしょうか?
そりゃあ、黙らせるやろ!
それでも、DOWNさんが諦めずに訴え続けたとしたら?
その場合の、UPさんの極端な対応の例がモラハラやDVです。
DOWNさんを思い通りにさせるという意味では、より確実で直接的な効果が期待できるでしょう。
もちろんこれは、非常識的な発想です。
ですが、UPさんがモラハラやDVに否定的な考えを持っておらず、(精神的・経済的・肉体的な力によって)支配する側と支配される側という関係ができあがってしまっているような場合ですと、こういった極端な形に変化してしまう可能性もあるわけです。
もちろん、必ずそうなるってワケじゃないけどね!
上下関係になっても納得できるなら問題ナシ
とはいえ、人の価値観は十人十色。
人によっては支配したり、支配されたりする関係のほうがラクであるように感じられるかもしれません。
自分で決めなくていいから楽チン!
そのような理由で自ら上下関係を望んでいたり、納得できているのであれば、基本的には問題ないかと思います。
ですが自分は良くても、相手も同じように望んでいるとは限りません。
自分が支配者側なら、なおさらです。
対等な関係を望むなら「お互いの尊重」は必要不可欠
恋愛では、対等な関係が良しとされることが多いですよね。
ですが誰しもが、対等な恋愛関係を作れるとは限りません。
その結果、パートナーに対して強い不満を持ったり、不信感を抱いたり、あるいは相手や関係そのものに強い不安を感じ続けてしまうことだってあるでしょう。
むしろ、対等な関係になれる方がレアケースかも?
対等でない恋愛関係に至ってしまうのには、さまざまな理由があると思います。
知らないうちに上下関係的になってしまったというのも、珍しくないんじゃないでしょうか?
さぶら個人の感覚ね!
対等な関係とは、上下関係とは真逆のもの。
お互いの良い部分だけでなく、悪い部分もひっくるめて受け入れ合う関係です。
優劣は上下的に解釈せず、たとえば役割分担の参考という形で活用する、といった具合ですね。
相手のことのように、自分を大事にする。
自分のことのように、相手を大事にする。
自分と向き合い、相手と向き合い、助け合い、補い合う。
対等な関係には、お互いのありのままを受け入れ、尊重し合う前向きな気持ちが必要不可欠なのです。
バカにする、見下す、軽く扱うのも当然ナシ!
駆け引きを好むタイプ・嫌うタイプ
駆け引きの本質や、駆け引きが持っているネガティブな側面について、これまでの説明で十分に理解していただけたでしょうか?
伝わったよ!!(自作自演
それを踏まえて、今度は「駆け引きを好みやすいタイプ・嫌いやすいタイプ」について考えてみようかと思います。
人の考え方や心理傾向は、色んなものから垣間見えるもの。
駆け引きに対する姿勢からも、大まかな傾向を読み取ることができるのです。
あくまでも「そういう系の人が多い」ってイメージね!
精神的に安定している人ほど駆け引きを嫌う
精神的に安定している人は、自分を大事にしています。
そして他人のことに対しても、自分と同じように大事にすべきだと考える傾向があります。
自分の意思を大事にするなら、他人の意思も同じように大事にするべき、みたいな。
つまり自分も相手も同じように尊重しようという気持ちを持っているのが、精神的に安定している人の特徴なわけですね。
お互いが尊重される対等な関係を築くためには、お互いがしっかりと向き合い、理解し合うことが大切です。
特に恋愛では深い関係に発展していく過程で、お互いの深い部分、素の部分を見せ合う必要が出てきます。
別に見せ合わなくてもいいんだけど、それだとものすごく表層的な関係になっちゃう。
ですが駆け引きには、自分の本心や深い部分を覆い隠して相手をコントロールするという、ネガティブな側面があります。
つまり駆け引きすればするほど、一番知る必要がある深い部分や素の部分が覆い隠され、ノイズとなり、対等な関係を築く妨げになってしまいやすくなるのです。
あと単純に、駆け引きされるのが面倒くさい。
不安になりやすい人ほど駆け引きを好みやすい
その一方、駆け引きをすること・されることに抵抗を感じない人も少なくありません。
むしろ恋愛に駆け引きはつきもので、必要不可欠とまで考えている人もいます。
こういう人はつまり、自分の深い部分や弱い部分を隠したまま相手をコントロールすることに対して、抵抗を感じていない可能性があるのだと読み取れます。
明確に意識しているとは限らないけどね!
ではなぜ、自分の深い部分を見せるのを避け、相手の意思を無視して望むようにコントロールしようとするのでしょうか?
ひとつは、駆け引きをしなければ恋愛関係が成り立たないと考えている、という可能性。
こちらは発想の問題というか、知らないだけの話なので、確信犯とは言えません。
そしてもうひとつ。
こちらが本命になりますが、素の自分を見せたら嫌われてしまうのではないか、という強い不安を感じている可能性です。
自分に自信がなく、対人関係で不安を感じてしまいやすいからこそ、真っ向勝負でぶつかっていく勇気を持つことができない。
だからこそ、自分の素直な気持ちを隠したまま相手の気持ちをコントロールしてしまいたくなり、そのために駆け引きを使う、という感じです。
このような心理傾向は、精神的に不安定な人の特徴のひとつでもあります。
相手の気持ちを確かめて安心したい
さぶらの経験上、駆け引きを好みやすい人は自分に自信がないことが多く、対人関係においては以下のような不安を抱きやすい傾向があります。
精神的に深くつながろうとする恋愛関係においては、このような不安がより強く表れやすくなる、という感じです。
また不安になりやすい人は、自分でその不安を解消することができないことが多いです。
それどころか不安が不安を呼び、どこまでも際限なく大きくなり続ける不安に振り回されてしまうことも少なくないでしょう。
そのような感情的に昂ぶった状態で、素の自分を一切見せないまま上記のような不安を解消するためには、それこそ「私のことキライなんでしょ!!」みたいに、ものすごい勢いで相手に詰め寄って本心を確かめる以外に方法がありません。
意味も分からず詰め寄られる人にとっては、たまったもんじゃないで。
不安は、1回解消されたら2度と出てこない、というものではありません。
むしろ不安に弱い人ほど、同じ不安が短期間に、何度も何度もわいてきやすかったりします。
不安がわき出るたび感情的に相手に詰め寄っていたら、短期間で関係が崩壊してしまっても不思議ではありません。
ですので、そうならないようにある程度、何とかして不安を和らげる必要があります。
そんな弱い自分を覆い隠したまま、相手の気持ちを引き出して安心できる可能性のある駆け引きは、うってつけの手段なのです。
その結果、自分とも相手とも向き合えなくなるのが、あるあるのパターン。
「試し行動」は関係を破壊する
突然ですが、「試し行動」ってご存知ですか?
試し行動とは、一般的には子どもが行うもので、親や大人の気を引いたり、気持ちを探るために行う迷惑行為を指します。
わざと食べ物やおもちゃを投げつける子、たまにおらん?
これは、悪いことをしてもちゃんと許してくれるのか(愛情があるのか)を、実際に悪いことをして試している、とされています。
この行動は「大好きなあなたの愛情を確かめたい」という気持ちのあらわれです。つまり、試し行動は、身近な大人に対する子どもの愛情確認行動です。
大人にとって対応に困ってしまう試し行動ですが、子どもにとっては身近な大人との信頼関係を築き、安心感をもって成長してくための大切なステップです。
浜松市子育て情報サイト ぴっぴ『わざと困らせる子どもの行動はどうすればいいの?』(2023年09月21日参照)
そんな試し行動ですが、大人が恋愛の場面でやってしまうケースも、意外と少なくない印象です。
たとえば相手の気持ちを確かめる駆け引きとして、
「別の異性と親しくしているところを相手にわざと見せて、嫉妬心を煽る」
みたいなのがありますよね?
これこそ、試し行動そのものです。
つまり、試し行動してくる大人は子どもだった・・ってコト!?
ほかにも、試し行動的な駆け引きはたくさんあります。
正面からしっかりと向き合おうとしている中で、こんなことされた日には、嫌われたと思ってしまっても仕方ないですし、不誠実さを感じたとしても不思議ではありません。
あるいは、そういった言動から「この人と関係を深めて本当に大丈夫かな……?」と疑問を感じ、関係を見直されてしまうきっかけになるかもしれません。
いずれにせよ、こういった試し行動がきっかけで関係が壊れてしまうのも、決して珍しいことではないのです。
壊れないか試してたら壊れちゃった、みたいな。
ああ無情。
おまけ:自信たっぷりだけど駆け引き好きな人もいるのでは?
まるで映画に出てくるようなセレブほど、恋の駆け引きがうまいイメージはないでしょうか?
ですが先程の話を当てはめると、そういったセレブも「実は自分に自信がないタイプ」となってしまいます。
セレブなのに自分に自信がないというのには、疑問を感じる方も少なくないんじゃないでしょうか。
むしろ自信たっぷりやんけ!
セレブであれ何であれ、実際に駆け引きを好んでいるのなら理由があるはずです。
駆け引きばかりで素の自分を見せようとせず、素の相手を見ようともしていないのであれば、その状態こそが都合が良いと感じる心理が奥底に潜んでいる、と考えるのが自然でしょう。
パっと思いつくのは、「セレブな自分には自信があるけど、そうでない素の自分には自信がない」というケース。
本当は魅力がない(と思っている)素の自分を、表面的なセレブ要素で鎧のように覆い隠している、というイメージですね。
容姿とか衣服とか、お金とか社会的地位とか。
だからこそ鎧を脱いで、深い素の自分をさらけ出すことが恐ろしく感じられる。
なので敢えて恋愛をゲーム化して、真正面から向き合うことを避けようとしている……。
そんな戦略なのかもしれませんね。
恋愛で駆け引きをする際に注意してほしいこと
今までさんざん駆け引きが怖くなるようなことをお伝えしてきましたが、ちょっとしたアクセントとして駆け引きする分には問題ありません。
やり過ぎたり、度が過ぎたりするのがマズい!
ここからは、恋愛関係に悪影響を及ぼさない程度に駆け引きをするために、ぜひ注意してほしいことをまとめてみます。
よかったら参考にしてみてください!
駆け引きが多くなりすぎないように注意する
繰り返しお伝えしていまずが、駆け引きが多すぎると上下関係に変化してしまったり、関係そのものが壊れてしまいかねません。
ですので、アクセント程度にとどめておくのがオススメです。
嫌な気持ちにならないヤツがイイね!
そう意識していたとしても、時には(頻度的に)やりすぎてしまいこともあるかと思います。
駆け引きする前に確認するクセをつけておくと、より安心できるかもしれませんね。
試し行動にならないように注意する
その駆け引きが試し行動に該当するような内容だった場合、関係に悪い影響が出てしまう可能性があります。
理由は説明済みだから省略!
される側にとっては精神的な負担も大きくなりがちなので、試し行動的な駆け引きは避けるようにするのがオススメです。
相手の性格的に意味のある駆け引きなのかを確認する
駆け引きについての説明を見ると、
「敢えて連絡をしないことで、相手に意識させたり、焦らせることで積極的な行動を引き出しやすくなる」
みたいに語られていることがあります。
このような説明を見ると、あたかも「この駆け引きをすれば必ず効果が出る」みたいに考えてしまうかもしれませんが、それは大きな間違いです。
駆け引きに対する反応は、人それぞれ。
自信がなく控えめなタイプとの恋愛で、気を引くつもりでこちらからの連絡をやめてしまったら、相手は「もう私に興味がなくなったんだ」と弱気に解釈して、逆に距離を取ろうとする(諦めてしまう)かもしれません。
ちなみにワイもそう捉えがち。
望む反応が引き出せなければ、わざわざ駆け引きする意味なんてありません。
どうしても駆け引きが必要な場合は、相手の性格をある程度理解したうえで、その駆け引きに意味があるのかを考えてみるのがオススメです。
駆け引きする前に、される側の気持ちを想像してみる
相手の気分を害するような駆け引きは、どんな理由であれ、するべきではないと思います。
なぜなら、気分が悪くなるようなことを敢えてしてくる相手と、わざわざ恋愛して深い関係になりたいと思える人のほうが少ないだろうからです。
そうしないためには、相手の立場になって考えることが大切です。
こんな駆け引きをされたら、相手はどう思うだろうか。
私が同じことをされたとしたら、どう感じるだろうか。
嫌な気持ちにならないだろうか。
そういった小さな思いやりの積み重ねが信頼を生み、お互いを尊重しあえるステキな関係に繋がっていくのではないかと、さぶらは思います。
ぜひ相手の気持ちを想像してみてください。
客観的に考える力を鍛えよう!
駆け引きは「ちょっとしたスパイス」くらいがちょうどいい
これにて、「恋愛に余計な駆け引きが必要ない理由」終了でございます。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
最後にもう1度、この記事のポイントをおさらいしておきましょう。
とにもかくにも、駆け引きは通常のコミュニケーションではありません。
場合によっては相手に強いストレスを与えることになりかねませんし、それまで積み上げてきた信頼を破壊してしまう可能性も十分にある行為です。
だからこそ、相手にとって負荷のない内容を選びつつ、「ちょっとしたスパイス」のつもりで、適度に織り交ぜる程度が良いのではないでしょうか。
料理を美味しくするためのコショウも、掛けすぎるとムダに辛くなっちゃう!
(辛いの苦手な人にとっては超ストレス)
自分の意思と同じくらいお相手の意思も大事にしつつ、より良い関係を築いていただければ幸いです!
ーおしまいー