みなさん、おはこんばんちは。
気温が20度後半になる日や雨が降る頻度が増えてきて、今年も夏が近づいているなあとしみじみ感じている(2022年06月02日の)さぶらでございます。
日中は暑いけど、夜はまだ涼しい!
さて、今回のテーマは「ツーオラクルのやり方」でございます。
ツーオラクルはタロット占いにおけるスプレッド(展開法)のひとつで、いわゆる「2枚引き」です。
2枚のカードから意味を読み取ることになるため、1枚引きよりも深く読み取ることができます。
お手軽やな!
タロット占いは、複数枚を展開して占うことのほうが多いです。
そういう意味では最小の複数枚展開であるツーオラクルこそが、タロット占いの入り口だと考えてもいいかもしれません。
2枚引いて占えるなら、3枚も4枚も同じやで!
今回はそんなツーオラクルについて、やり方(手順)やコツ、ポイントなどをまとめてみました。
タロット占いに興味がある方や、タロット占いをやってみたいと思っている方、初心者の方には特にオススメでございます。
ぜひこの記事を読んで、ツーオラクルにチャレンジしてみてください!
ゆっくり読んでいってね!
「ツーオラクル」とは
まずは手始めに、ツーオラクルとは一体何なのか、基本(概要)的な話から進めていこうかと思います。
手順だけ知りたい!
という人はこっちに飛んでもろて。
手軽にできるスプレッド
ツーオラクルとは、カードを2枚だけ引いて占うやり方です。
2枚引くだけで占えてしまう上、それぞれのカードの意味(「現状」とか「アドバイス」とか)も占いたい内容にあわせてフレキシブルに変えられるので、手軽にササッと占うことができます。
1枚引きより深く、3枚引きより手軽に占える。
複数枚での占いの練習に最適
タロット占いでは、複数枚のカードを展開して占うのが一般的です。
7枚引きとか10枚引きとか、普通にやる。
しかし枚数が多ければ多いほど、単純に占うのが難しくなります。
つまり枚数が多い本格的なスプレッドに手を付ける前に、しっかりとタロット占いのスキルを高めておく必要がある、というわけです。
ツーオラクルは複数枚での占いの基本となりますので、練習に最適と言えるでしょう。
2枚だって複数枚だし!
カード位置の意味を自由に変えることができる
枚数が多いスプレッドでは、カードの配置と意味があらかじめ決められています。
配置と意味が決まっているのがスプレッドなわけだし。
ですが2枚引き(ツーオラクル)や3枚引き(スリーカード)は比較的自由度が高く、占いたい内容に合わせて柔軟に、カードの並べ方や意味合いを変えていくことが多いです。
たとえば、未来の見通しを占いたいなら「現在・未来」。 2つの選択肢で迷っているなら「Aか・Bか」、などなど。
また、単純に2枚の意味を組み合わせて解釈することで、一つの事柄についてより深く読み解くことも可能です。
サクッと占いたいけど1枚引きでは物足りない、といった場合に使いやすい。
慣れないうちは戸惑ってしまうかもしれませんが、慣れてくるほど使いやすさを実感できる。
そんな柔軟性がツーオラクルの魅力です。
「ツーオラクル」のやり方
さて、ここからが本題。
ツーオラクルのやり方について、順を追って説明していきます。
とはいいつつも、2枚引きなので大した手順はありません。 肩肘張らず、気楽に読み進めてみてください。
①占いたい内容と並べ方を決める
これはどんなスプレッドでも共通する事柄なのですが、まずは何を占うのかについて、明確にしておくことが大切になります。
結論を迷ってしまうことを防ぎつつ、解釈に一貫性を持たせるためです。
解釈の一貫性は、枚数が増えるほどに注意が必要!
何を占うのかが決まったら、それに応じたカードの並べ方と、カードの位置ごとの意味もしっかり決めておきましょう。
並べ方については、横に2枚並べるやり方と縦に2枚並べるやり方が一般的かとは思いますが、それに縛られる必要はありません。
②シャッフルしつつ集中
占うことを決めたら、時間をかけてカードをシャッフルしていきます。
まぜまぜしつつ気持ちを落ち着けて、リーディングへの集中を高めていきましょう。
なお、シャッフルの仕方には特に決まりはありません。
占い師がよくやっているような、カードを広げてグルグルわしゃわしゃする方法でもいいですし、逆位置を採用しないのであれば、トランプのようにシャカシャカ切るのも良いでしょう。
好きに混ぜて!
③2枚引いて並べる
シャッフルでしっかり集中できたら、早速2枚引いてみましょう。
逆位置を採用している場合は、カードの向きに注意してください。
ちゃんと決めた通りに並べてね!
④解釈する
占う内容とカード位置の意味を考慮して、それぞれのカードを解釈していきましょう。
たとえば「現在・未来」の2枚引きなら、現在から未来への流れを意識すると、解釈しやすいかもしれません。
具体的には以下のような感じです。
あくまで一例ね!
「ツーオラクル」での定番の配置と意味
占う内容に応じて、カードの置き方や位置ごとの意味付けを柔軟に変更できるのがツーオラクルの魅力です。
とはいえ、いわゆる「定番」のような配置と意味は存在しています。
ここからは、そんなツーオラクルの定番配置と意味を紹介していきましょう。
「ツーオラクル」での定番の配置
ツーオラクルでもっともスタンダードな配置の仕方といえば上の画像のような、横に2枚並べる形や、縦に2枚並べる形ではないでしょうか。
どんなふうにカードを並べるかについては、厳密なルールがあるわけではありません。
気分や好み、自分の流儀などに合わせて、いい感じに並べてみるのが一番ではないでしょうか。
ちなみにワイは横に2枚並べて、左から右にかけての「流れ」を持たせることが多い。
「ツーオラクル」での定番の意味
カードの配置よりもある意味重要なのが、それぞれのカードの意味ではないでしょうか。
左が現在で右が未来、みたいなヤツね。
ここでは比較的耳にしたり目にしたりすることが多い、ツーオラクルでの定番の意味を紹介していきたいと思います。
①「現在」と「未来」
ツーオラクルを代表すると言っても過言ではないのが、この「現在」と「未来」の意味付けではないでしょうか。
さぶらの場合、上の画像のように左を現在、右を未来と意味づけることが多いです。
視覚的にも現在→未来の流れと解釈しやすい上、現状を確認した上で先の展開を予測するのはタロット占いの定番でもあるので、真っ先に抑えておきたいところではないでしょうか。
②「原因」と「対策」
1枚で「原因」を確認し、もう1枚で「対策」を読み取る感じです。
こちらも原因→対策という流れがあるため、非常にわかりやすい意味づけではないでしょうか。
何か具体的な問題や悩みに対して、解決策やアドバイスを見出すのに便利な意味づけです。
③「顕在意識」「潜在意識」(ツーマインド)
人の心理を見たい場合に便利な意味付けです。
上が表に出ている顕在意識で、下が隠れている潜在意識という配置にすると、視覚的にもわかりやすいですね。
いわゆる「ツーマインド」スプレッドの形。
④「選択肢A」と「選択肢B」(二者択一)
選択肢が2つあって困っているような場合に便利なのが、二者択一の形です。
「二者択一」というスプレッドは別にあるのですが、シンプルに見たい場合や大した話ではない場合などは、この2枚引きでの二者択一が手軽で便利です。
「きのことたけのこ、どっちのお菓子を買うべきか」とかね!
「ツーオラクル」のポイントやコツ
ここまでツーオラクルについて説明してきましたが、実際にツーオラクルを行う上でのポイントやコツについても紹介してみたいと思います。
といっても、そんなに難しい話ではありません。
まずは気楽に読んでみてください。
ポイントは2つ!
占いたい内容と目的を明確にする
ツーオラクルだけに限った話ではないのですが、タロット占いでは、何を占うのかを明確にするのがポイントです。
ちょっと前でも触れた話だけど、かなり重要。
占う内容と目的が明確であれば、カードから読み取るべき内容も自然と明確になります。
結果、解釈がブレてしまうようなことも少なくなるわけです。
カード位置の意味付けも的確にしやすくなる!
2枚の解釈から1つの結論を拾い上げる
ツーオラクルの場合、2枚のカードの解釈から結論を導き出す必要があります。
結論を意識することができないと、それぞれのカードの解釈を伝えるだけの、いわゆる「言いっぱなし」な占いになってしまいかねません。
どゆこと?
たとえば「より良い未来のため」に現在から未来の流れを見るような場合であれば、現在からどのような未来に至るのか、という流れがポイントになってくるでしょう。
それが悪い結果であれば、なぜそのような悪い結果に至ってしまうのか。
良い結果なら、どういった点が良い結果を引き寄せるのか。
2枚の「流れ」の中で重要になってくるポイントはどこなのかを見定め、それを占いの結論として考えると、うまい具合にまとまりやすいかと思います。
そこからアドバイスに話題を広げるのも良き!
「ツーオラクル」はシンプルで手軽なスプレッド
これにて「ツーオラクルのやり方」、終了でございます。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
最後にもう1度、ポイントをおさらいしておきましょう。
1枚引きのワンオラクルほどではありませんが、ツーオラクルも手軽で占いやすく、複数枚での占いの練習としてはうってつけです。
とはいえ、複数枚を使った占いに慣れていない状態であれば、ワンオラクルよりも難しさを感じてしまうかもしれません。
どんなことでも、慣れていないものは難しく感じてしまうもの。
だからこそ、とにかく数をこなして慣れていくことが大切だとぼくは感じています。
あくまで、個人の感想です。
手軽なツーオラクルは、1日の運勢を見るのにも最適。
ぜひツーオラクルを楽しみながら習慣化して、複数枚での占いに慣れてみてください!
レッツチャレンジ!
ーおしまいー