みなさん、おはこんばんちは。
8月の異常な暑さのせいか、なんだか微妙に調子が出ない(2023年08月31日の)さぶらでございます。
ポケモンスリープでも「うとうと」「すやすや」が多くなってる。
(けど食欲はあるので体重は順調に増えている)
さて、今回のテーマは「相手と向き合う・自分と向き合う」でございます。
恋愛を語るとき、「向き合う」っていう言葉が出てくることがありますよね。
たとえば、「彼氏・彼女が向き合ってくれない」とか「ちゃんと向き合ってほしい」とか。
実はこの「向き合う」という概念、わかる人には当たり前のことですが、わからない人にはイマイチピンとこない話だったりします。
ワイも最近までピンと来てなかった。
というわけで今回は、
- 「相手と向き合う」ってどういうこと?
- なぜ相手と向き合えないのか?
- 「自分と向き合う」ってどういうこと?
- 自分と向き合えないと、相手と向き合うことはできない理由
- 自分と向き合う方法
という5点について、さぶらなりに考えをまとめてみたいと思います。
もしあなたが「向き合う」ということが良くわからない人でしたら、ぜひ「向き合う」ことを理解するための参考にしてみてください。
わからないのがあなた自身ではなく、あなたのお相手だった場合でも、何かのヒントになるかもしれませんよ!
ゆっくり読んでいってね!
「相手と向き合う」ってどういうこと?
それではまずは、「相手と向き合う」とは一体どういうことなのか、さぶらなりの考えをまとめることから始めてみましょう。
ちなみにですが、さぶらの考えが唯一の正解!と言うつもりはありません。
あくまでも「さぶらはこう思う」というだけの話なので、ひとつの意見として参考にしていただければと思います。
自分なりの答えを見つけてみてね!
逆に「向き合ってくれない人」から考えてみよう
いきなり「相手と向き合うとはどういうことか」を語るのも良いのですが、ちょっとイメージしづらかったり、わかりにくかったりするかもしれません。
なのでちょっと変化球になりますが、まずは「自分と向き合ってくれない人」の特徴について確認するところから始めてみましょう。
そのほうがイメージしやすいんじゃなかろうか!
向き合ってくれない人①:本音を見せてくれない
向き合ってくれない人は、なかなか本音を見せてくれません。
頑なに本心を隠し、ルールや常識、「普通」「こうあるべき」といった、無難で表面的な気持ちしか伝えてくれないように感じてしまいます。
「信頼されてないから、本音を見せてくれないのかな・・?」
なんて思っちゃったり。
向き合ってくれない人②:素直な感情を見せてくれない
①と似ていますが、向き合ってくれない人は、素直に感情を表してくれません。
本音と同様、こちらも「常識論」や「べき論」「普通」などに準じた、無難な感情を表現するにとどまるか、まるで無感情かのように振る舞います。
そういう人はどうしても表情の変化も乏しくなりがちなため、まるで機械のように感じられてしまったり、何を考えているのか判断されにくくなり、結果として気持ち悪がられてしまうことさえあります。
まるで昔のワイやな(遠い目。
向き合ってくれない人③:気持ちを汲み取ってくれない
こちらの言葉そのものの意味は理解してもらえますが、その言葉の裏にある気持ちや感情までは、なかなか汲み取ってもらえない。
あるいは、汲み取ってもらえている実感が持てません。
たとえば気持ちの問題を話しているのに「普通」や「常識」「べき論」などで返されてしまうと、自分の気持ちや思いが無視されているように感じられてしまいがちです。
まさに「自分と向き合ってくれない」状態。
これらを踏まえて、「相手と向き合う」とは?
今まで確認してきた「向き合ってくれない人」の真逆の姿勢が、「向き合ってくれている」と感じられる姿勢なんだ、と考えて差し支えないでしょう。
かなり大雑把だけどね!
つまり「相手に心を開き、相手の心を受け止め、お互いを尊重して認め合おうとする姿勢」 こそが「相手と向き合う」ことなのだと、さぶらは思います。
腹を割って話そう!!!(生き地獄ツアー
なぜ相手と向き合えないのか?
「相手と向き合う」とは具体的にどういうことなのかを確認できたところで、今度は「相手と向き合えない人は、どうして向き合えないのだろうか?」という問題について考えてみることにしましょう。
今まで占い師として活動してきた中で、恋愛に関するご相談を数多く取り扱わせていただきましたが、「向き合えていない」「向き合ってくれない」ことが直接的にも間接的にも関わっているものは、決して少なくありません。
典型的なのは「すれ違い」とか。
かくいうさぶらもつい最近まで、「向き合う」ということがイマイチ理解できていませんでした。
自分の感情や本音を押し殺すのが当たり前過ぎて、そうしている自覚すら持っていない(気付けていない)状態だったので。
ですがうつ病を克服する過程で、ようやく理解することができた感じです。
なので、よくわからない人って実は結構多いんじゃないかな、と。
そんなわけで、これまでさぶらが占い師として活動してきた経験に加えて、かつて誰とも向き合えなかった自分自身の経験から、相手と向き合えないよくある理由をピックアップしてみたいと思います。
①だれからも嫌われたくない
誰からも嫌われたくなくて、人の目や顔色を過剰に意識してしまっているタイプの方は、本音を見せようとしないケースが多かったりします。
コレ、昔のワイ。
本音を出すと嫌われる、と思ってしまっている。
だからこそ嫌われないように本音を隠して、周りに合わせて自分の意見を変えてしまうわけです。
言動から本音が見えてこないので、周りには「何を考えているかわからない」「自分がない」と思われてしまいがち。
本人なりの好かれる工夫であるにもかかわらず、それが原因で微妙な距離ができてしまうことも、決して珍しくありません。
せつない。
②「素の自分を見せたら嫌われてしまう」と思っている
自己肯定感が低く、自分をネガティブに捉えてしまっているからこそ、素の自分を見せることを避けている、恐れている、というケースです。
素を見せたら間違いなく嫌われてしまう、と思い込んでいる感じですね。
さっきの①の原因でもある。
嫌われたくない一心で素の自分を徹底的に覆い隠し、自然な感情や表情を出すことさえもやめてしまう、というイメージです。
③相手の気持ちがうまく汲み取れない
精神的に余裕がない状態だと、相手の気持ちをうまく汲み取れなくなります。
自分自身が抱えている問題で頭がいっぱいすぎて、相手の気持ちを汲み取れる余裕すらない、みたいな感じですね。
その結果として、「向き合ってくれない」と思われてしまうわけです。
単に共感性が低いだけ、って場合もある。
ちなみに低い共感性は、男性に比較的多く見られる傾向だったりします。
とはいえ男性のすべてが低い共感性の持ち主とは限りませんので、そこは注意してください。
自分と向き合えていないと、相手ともうまく向き合えない
ここまで「相手とうまく向き合えない理由」を見てきましたが、相手とうまく向き合えない人には、ひとつ共通点があるんです。
何だかわかるでしょうか?
もしよかったら、少しだけ考えてみてください。
シンキングターーーイム!!!
どうでしょう、答えは見つかったでしょうか?
ちょっと難しい問題だったかもしれません。
共通点は、何かしら問題を抱えているものの、その問題とうまく向き合えていないこと。
つまり「自分自身とうまく向き合えていない」ということです。
「自分と向き合う」ってどういうこと?
相手と向き合うには、まず自分自身と向き合う必要があります。
なんで?
ここからは、(さぶらが思う)自分と向き合うとはどういうことなのかを確認しながら、なぜ自分と向き合う必要があるのかを考えていきましょう。
自分の本心や感情を拾い上げ、受け止めること
基本的にやることは「相手と向き合う」のと同じです。
向き合う対象が相手ではなく、自分になっただけの話。
つまり自分の本心や感情をしっかりと拾い上げ、それを受け止める、ということになります。
心の声を聞け―!!
本心や感情を押し殺してしまっていませんか?
世の中、本心を隠したまま建前を通したほうが都合がいいってこと、決して少なくありません。
それは感情も同じです。
変に感情的になるよりも、むしろ感情を出さずにスルーしたほうが波風が立ちにくい。
ですが、普段から本心や感情を押し殺すことに慣れすぎてしまうと、今度は本心や感情をうまく拾い上げられなくなってしまったり、言葉にするのが難しくなったりします。
「私、泣いてるの・・?」
みたいな。
この記事を読んでいるあなたは、どうですか?
自分の本心や感情を、うまく拾い上げられるでしょうか。
何が本心なのか、自分が本当はどんな感情を抱いているのか、わからなくなってはいませんか?
受け入れられない自分を、相手に見せることはできない
かくいうさぶらも、かつては自分の本心や感情がわからなくなったクチです。
どうしてわからなくなってしまったのかというと、自分に自信がないクセに、その自信のない自分や、自分が持つ欠点を受け入れることができなかったからです。
「こんなのは本当の自分じゃない!」
「自分はもっとスゴイはずなんだ!」
みたいな。
素の自分のままでは、職場に馴染めない。
同僚からは変な目で見られてしまい、受け入れてもらえない。
上司からも理解されず、評価してもらえない。
だから、彼らにとって都合の良い自分を演じるために、自分の本心や感情を押し殺して、その場にふさわしいと思われる反応をしていました。
こんな心理状態で本心や素直な感情を表に出すなんて、できるはずがありません。
もちろん自分自身だけでなく、他の誰とも向き合うことができませんでした。
そりゃあ孤立するわ!!
欠点を持つ自分を受け入れることができるか
自分で自分を受け入れられなければ、同じように相手にも拒絶されるのではないか、という不安が出てくるのは当然の話です。
であれば、やるべきことはシンプル。
自分で自分を受け入れることができれば、そんな不安が出てくる心配はなくなるはずです。
実際に食べてみて美味しかったものを勧めるのであれば、そこまで抵抗は感じないでそ?
とはいえ、今まで散々否定してきた自分を受け入れるだなんて、到底できっこないように感じてしまうのではないでしょうか?
さぶらの場合もそうでした。
何しろ30年くらい自分を否定し続けてきたわけですから、そう簡単に「はいそうですか」と受け入れられるわけがありません。
この30年を否定しろと言うのかーー!!!
ですが残念ながら、何もしなければ何も変わらないのが現実というもの。
少しずつ納得しながら、時間をかけて自分の意思で自分を受け入れられるようになるしかない、というのが正直なところです。
なので当時のさぶらは、こう考えました。
「30年かけて間違いに気付けたんだ。
むしろ、30年かけないと気付けなかったんだ」
すると自然に「30年かけてようやく得られた気付きを無駄にする訳にはいかない」と、前向きに受け止められるようになりました。
長年続けていた研究の答えのように感じられたんですね。
もしあなたが考えを変えることに抵抗を感じていたら、こんなふうに捉え方を変えてみると、抵抗なく受け入れやすくなるかもしれません。
よかったら試してみてね!
まずは自分と向き合えないと、相手と向き合うことはできない
じゃあ具体的にどうすれば自分と向き合えるんだ? という話になるわけですが、その前に「自分と向き合うとは、一体どういうことなのか?」について、もう少し具体的に考えていきたいと思います。
具体的にどうすれば自分と向き合えたことになるのかわからん!
自分と向き合うって、具体的にどういうこと?
自分と向き合うということは、ありのままの自分を確認する、ということです。
たとえば壊れた機械を修理するとき、まずはどこが壊れているのかを確認しますよね。
自分と向き合うというのは、その「故障箇所を確認する」のに似ています。
自分の欠点(認めたくない自分)を見つめ、ありのままに受け入れる。
欠点は欠点のままでいい、諦める、という意味ではありません。
その欠点を頭ごなしに否定するのではなく、欠点を持っていること自体を一旦受け入れる。
欠点そのものの良し悪しは考えず、それが自分の中にあることだけを認める。
その欠点も含めた自分こそが、紛れもなく今現在の自分自身なんだと理解する。
実際あるんだから仕方ない。
まずはそのことだけを認めて、評価はしない。
どうするかは、そのあと考える。
そういうイメージです。
自分で自分を認めることができないと、生きづらくなる
自分で自分を認めることができなければ、素の自分を他人に見せることができません。
自分で自分を認めることができなければ、自分の価値判断を他人に委ねるしかなくなります。
他人に認められるために自分を押し殺し、周りに気に入られる自分を演じ続けなければならなくなります。
結果、生きづらくなる。
だからこそ、まずは自分と向き合い、自分の欠点をありのままに受け入れる。
長所だけでなく、その欠点を含めたすべてが、今の自分自身であることを受け入れる(事実として認識する)必要があるわけです。
否定したい自分を受け入れられないと、相手に心を開くのは難しい
欠点に目をそむけている間は、その欠点をどうすることもできません。
見ないふりしかできない。
自分自身が直視できないものを、相手に見せられるわけありません。
であれば、相手と向き合えないのも、ごく自然なことではないでしょうか。
欠点の良し悪しはどうあれ、まずは欠点を持っているありのままの自分を見つめる勇気を持つ。
それができて初めて、私たちは相手と正面から向き合うことができるようになるのです。
欠点から目を背けることもなくなる!
自分と向き合う方法
それではいよいよ、自分と向き合うための具体的な方法を紹介したいと思います。
ぜひ自分に合う方法を探して、取り組んでみてね!
①1人の時間を作る
いわゆる「内省」と呼ばれるものです。
自分の心の内側、今まで見たくなかった自分を見つめる時間を作る、ということですね。
イヤなモノを見つめる必要があるわけですから、周りに人がいるような場所では、気が散ってうまくできません。
できるだけ静かな、落ち着ける空間で1人の時間を作るのがオススメです。
スマホなどの集中を妨げるものも、手の届かない場所に置いておくのが良いでしょう。
慣れないうちは、結構疲れるかもしれない。
定期的に繰り返しているうちに自分自身への理解が深まり、見たくなかった自分も落ち着いて見つめられるようになっていきます。
②自分の本心や感情をノートに書き出す
自分の本心や感情を紙に書き出すと、その内容を客観視しやすくなります。
心の外に出たものだから、自分とは別物と感じやすいんだろうな。
3分や5分など、あらかじめ時間を決めておいて、その間に思いついたものをできるだけ多く書き出す、という感じの取り組みです。
誰に見せるものでもありませんから、思い切って素直な気持ちを書き出してみてください。
書き出せたら、ざっと確認してみましょう。
少し時間を置いてから、というのも悪くないかと思います。
意外な発見があるかも!?
③友人に自分の長所や短所を聞いてみる
自分1人で取り組むのに飽きてしまったときには、信頼できる友人に自分の長所や短所を聞いてみるのも悪くないでしょう。
変に遠慮をされてもあまり意味はありませんので、敢えてハッキリ伝えてくれる、距離の近い親友的なポジションの方にお願いするのがオススメです。
自分とは違った視点からの意見は参考になりますが、わかっていても他人から短所を聞かされるのは、結構な精神的ダメージを伴います。
つらい場合は無理せず長所だけ聞く、というのも全然アリです。
意外な部分を長所に挙げてくれることもあるかも!?
④違う環境に身を置いてみる
物事の捉え方というのは、自分が身を置いている環境にも影響を受けていることがあります。
1人で旅行にでかけてみたり、ワーキングホリデーなどの仕組みを利用して海外で暮らしてみたりなど、縁もゆかりもない場所や環境に身を置くことで、今までとは違った価値観で自分を捉えやすくなります。
旅行やワーホリが難しい場合には、まったく新しいコミュニティに所属してみるのも悪くなさそうです。
新しい趣味の集まりとかね!
自分と向き合うのには時間がかかる
これにて、「相手と向き合う・自分と向き合う」終了でございます。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
最後にもう1度、この記事のポイントをおさらいしておきましょう。
「向き合う」とは、向き合う相手を受け入れようとする試みだと、さぶらは思ってます。
だからこそ素の状態を見せ合う必要がありますし、素の自分を受け入れられない状態では、相手と向き合うことができないわけです。
ですが自分を否定的に捉えている人にとっては、否定的に見ている自分を受け入れるのは至難の業。
受け入れられないから否定してるんだしね。
その場合、自分を受け入れられるようになるためには、自分自身の意識(考え方・捉え方)を変える必要が出てきます。
意識を変えるのは簡単ではありませんが、不可能でもありません。
ただ、どうしても時間がかかってしまいます。
ワイの場合、1年くらいかかった。
自分を受け入れられるようになるということは、自己肯定感が高まった証拠でもあります。
自己肯定感が高まれば、それまで感じていた生きづらさが改善される可能性も高いです。
さぶらのように年単位の時間が必要になるかもしれませんが、腰を据えてじっくりと取り組む価値は十分にあると、さぶらは思っています。
まずは5分だけでも十分なので、1人の時間を作るところから試してみてはいかがでしょうか?
未来の自分の幸せのために!
ーおしまいー