自分の気持ちや感情が分からない原因と対策【幸せになるために】

愛キャッチ
考え方・捉え方
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こんな人に向けて書きました
  • 自分の気持ちや本音がはっきり分からない。
  • 漠然とした不安に悩まされているが、その原因が分からない。
  • 自分がなぜこんなに悲しんでいるのか、いまいち良く分からない。

みなさまお久しぶりでございます、(2020年04月15日の)さぶらでございます。

推しのライブが終わってから、なんというか極度のスランプに陥りまして(ある種の燃え尽き症候群でしょうか?)、ブログを書く時間も元気もありませんでした。

というわけで、4ヶ月ぶりくらいの投稿です。
できるだけ投稿できるように、ボチボチとがんばっていこうと思います。


さて、いきなりですが
なんか知らんけどイライラする
とか
なんでこんなに悲しいんだろう
とか、思ったことってありませんか?
なんか感じてるのは分かるんだけど、その原因やら本音やら、自分の深いところが良くわからない、みたいな。

最近はめっきり減りましたが、さぶらにも覚えがあります。
それこそ、アニメとかで病んでる人にありがちな

厨二さん
厨二さん

あれ……私、泣いてる……?

みたいなこととか。

さぶら
さぶら

うつ病だった時の話だけどね!

こういった感情や本音、内から湧き上がってくる感覚の原因について、分からないからといって曖昧なままにしておくと、何かと面倒なことになりやすくなります。
なぜなら、自分が本当の望んでいることや感じていること、本当にやりたいことが見えにくくなってしまうから。

やりたくもないことを無理してやっていたって絶対に満足できませんし、不満がたまる一方です。
でも、その不満や不快感の原因に気付けなければ、それを避けるのも難しい……。

というわけで、今回のテーマは「秘められた自分の感情」。
自分の深い感情や本音がわからなくなってしまう原因と、それを掘り起こすための方法を紹介します。

さぶら
さぶら

ゆっくり読んでいってね!

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自分の気持ちや感情がわからない原因

さぶらがそうだったからかもしれないんですが。
昔からさぶらの周りには「自分の気持ちや感情が良く分からない」みたいな人が、それなりにいたような気がします。

さぶら
さぶら

いわゆる、類友ってヤツですな!

理由はそれぞれですが、根っこの部分に大きな違いはないのかな、とも思います
まずはこの、根っこの部分にあたる理由についてから見ていきましょう。

自分の素直な気持ちを封じ込めていませんか?

人間にはさまざまな能力が備わっています。
ですがそれらの能力を使わないまま放置していると、そのうちウンともスンとも言わなくなってしまいます。

たとえば、運動なんかが分かりやすいんじゃないでしょうか。

学生時代はスポーツマンだった人が、社会人になってバリバリ仕事をしていた結果、気付いたら仕事人間になっていて運動をまったくしなくなっていた。
で、いざ子供の運動会の保護者競技に出てみたら、走っている最中に足がもつれて転んでしまった、とか。

さぶら
さぶら

つらいなあ。

運動をしなくなった結果、せっかく発達していた運動神経や体力が衰えてしまったわけですね。
年の影響もあるでしょうが。

これと同じように、自分の気持ちや感情、本心を察知する力も、使わないでいればいるほど衰えてしまいます
普段から感情を押し殺すことに慣れてしまっていると、いざというときに自分の気持ちが分からなくなってしまうのです。

ついつい自分以外の人を優先してしまう

感情を押し殺してしまうのには、人それぞれの理由があるかと思います。

しかし、自分の気持ちが分からなくなってしまうほどの長い期間、感情を押し殺し続けていた人の多くは、自分よりも周囲の人を優先してしまう気質が強いように感じます。

さぶら
さぶら

献身的とか、自己犠牲的って言われるヤツね!

「献身的」と言えば聞こえは良いかもですが、自分の気持ちを抑え込んで相手に合わせてばかりいると、気付かないうちにストレスが大きく膨れ上がってしまうもの。
そんなストレスに対して体や心が悲鳴をあげても、それを察知する能力が衰えてしまっていては、気付くことすらできません。

「べき論」に縛られすぎている

日本では同調圧力が非常に強く、たとえば「女性なら家事を率先してやるべき」とか「繁忙期は残業するのが当たり前」というような、「べき」的な考えが多いように感じています。

さぶら
さぶら

ワイの個人的な意見だけどね。

そういった「べき論」に対し、無条件に従うことに慣れている人も、自分の気持ちを深く理解する能力が衰えてしまっているかもしれません。

そもそも「べき論」とは普遍的な価値観ではなく、立場や考え方、状況などによっていくらでも変化するもの。
言ってしまえば、価値観の押し付けとも表現できます。
したがって普段から「べき論」に縛られているタイプの人も、本質的には自己犠牲的に自分の感情を押し殺している人と同じ状態にあると考えられます。

今日は定時で帰りたいのに、帰れる雰囲気じゃない」とかも、立派な本心の抑圧と言えるでしょう。

さぶら
さぶら

行き過ぎた空気読みなんかも、似たようなもの!

隠された感情を探し出すのには骨が折れる

こういった理由で自分の本来の感情や気持ちを押し殺し、蓋をして隠してしまうと、探し出すのが難しくなります。

しかも人間というのは、やればやるほど慣れてウデマエが上がってしまうもの。
長い間そうして生きてきた人の感情や本心の隠し方は、本当に骨が折れるほど探し尽くさないと見つからないくらいに、(自分にとって)巧妙なものになっていることでしょう。

「感情探しスキル」が1であるのに対し、「感情隠しスキル」は100くらいあると言えば、イメージしやすいでしょうか。

さぶら
さぶら

スキルの数字は人それぞれだけどね。

このくらいスキル差があるなら、どこからどうやって探していいかすら分からないというのも、無理のない話です。

自分の気持ちや感情が分かったほうがいい理由

普段から感情や本音を隠して生きている人にとって、それを探し出すのはとても大変です。
しかしそんな大変な作業をしてまで、隠された自分の気持ちや感情を探すべきなのでしょうか?

ここからは、なぜ分かった方が良いのか、その理由(メリット)について説明します。

自分が本当に求めているものが分かる

感情というのは、自分の心が訴えている欲求です。
本心も、それに近い意味合いと考えて良いでしょう。

いずれも理性が「それを表に出すのはまずい、そういった感情は忘れて、ここは周りに合わせよう!」と判断してしまうくらいには、その場にそぐわないと思えるものです。

たとえば、心の底で「カツ丼食いてぇ」と思っていたとしても、ベジタリアン(あるいはヴィーガン)の友人との食事でカツ丼を選ぶわけにはいきません。
そのため、自分が本当に求めている「500円くらいのカツ丼」を諦めて、ベジタリアン御用達の、お高い店に行くことを選んでしまうわけです。

さぶら
さぶら

高いカネ払った上に、カツ丼おあずけ!

自分がストレスを感じる原因が分かる

カツ丼の例はかなり分かりやすかったんじゃないかと自画自賛していますが、実際はこれほど簡単ではありません。

さぶら
さぶら

分かりやすかったよね!?

ちょっと恥ずかしいですが、さぶらの若かりし頃の出来事を例にしてみましょう。

さぶらが若かりし頃、とっても好きな女の子がいました。
その子とは2人で食事をしたり、楽しく買い物をしたりと、とっても良い雰囲気でした。

普通なら、ここまで来たならガンガン行くべきだと考えるのでしょう。
しかし当時のさぶらは、決してそうしなかったのです。
なぜだと思います?

その理由は、断られる(フラれる)のが怖かったから。
断られるくらいなら、断られるようなことをしない方がいい」ということです。
我ながら、情けない話。

このことから、当時のさぶらは自分が傷付くのを極端に恐れていたということが分かります。
傷付く」もしくは「傷付くかもしれない」ことに、大きなストレスを感じていたんですね。

さぶら
さぶら

つまりワイは草食系おっさん…ってコト!?

自分の感情を整理しやすくなる

自分の感情や本心が分かれば、現実とどう折り合いをつけて良いのかも分かりやすくなります。

「自分が傷付くのが怖いから告白しない」というのは、(かつての自分のことなので)気持ちはわかりますが、とてもオススメできる行動とは言えません。

なぜなら今のさぶらが、その時に告白しなかったことをとても悔やんでいるからです。

何もしなければ、何も起きません。
成功したかもしれないのに、試してすらいないんですから。
後悔は尽きません。

さぶら
さぶら

二度とそんなことするべきじゃない。

というように、自分の考えや感情の深い部分が見えてくることで、その感情の整理がしやすくなります。
そしてうまいこと整理できれば、より自分にとって後悔の少ない、最適な選択をすることも可能になるでしょう。

たとえば、カツ丼とベジタリアン向けの料理、どっちも扱っている都合がいいお店を探すとかね!

さぶら
さぶら

帰ってから1人でカツ丼食えばイイんじゃね?

簡単に折れない「しなやかな心」を作ろう!

自分の偽りのない感情をうまく処理することができれば、心が折れる可能性も格段に減ります。
なぜならその感情を整理し、正しく処理することで、受けるストレスを減らすことができるからです。

常に緊張で張り詰められている心は、ちょっとしたことで簡単に折れてしまいます。
しかし自分の感情に気付くことができれば、強い負荷を受けたとしても、その感情を正しく処理することで心の崩壊を防ぐことができるわけです。

たとえば告白の話なら、好きなのに告白せずにいると、今のさぶらのように一生後悔することになるかもしれません。
しかし実際に告白をしてダメだったのなら、仕方がなかったと諦めることができます。
そして速やかに、次の出会いに気持ちを切り替えることができるでしょう。

こんな感じなのがしなやかな心だと、さぶらは思います。

さぶら
さぶら

しばらくは落ち込むかもしれんけどな!

あなたも自分の感情に目を向けて、柔軟性のあるしなやかな心を作ってみませんか?

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自分の深い気持ちや感情に気付く方法

では実際に、隠された自分の感情や本心を探し出すための、具体的な方法を紹介します。

とりたてて難しいことではないのですが、慣れないうちはどうしても時間がかかる、面倒な作業です。
まずは自分のやれる範囲で、少しずつチャレンジしてみるのが良いでしょう。

さぶら
さぶら

何かメモできるモノがあると便利よ!

わかっている感覚や感情を掘り下げてみる

いくら本心を隠しているとはいえ、まったくノーヒントという訳ではないでしょう。

常に自分を押し殺し、友人の要求ばかりを優先していたとしても、そうする瞬間には何かしら感じているはずです。
(たとえば「胸の奥がモヤモヤする」など)

そういった感覚をとっかかりにして、それを掘り下げていくことができれば、やがて本心にたどり着くことができます。
なので、まずはそういったヒントとなる感覚や気持ちを拾い上げてみましょう。

「なぜ?」「どうして?」という質問を繰り返す

掘り下げ方は、簡単です。
その感情や感覚に対して、「なぜ?」や「どうして?」という質問を投げかけるだけ。

たとえば、友人の要求を優先するたびに「胸の奥がモヤモヤする」感覚になるとしたら、こんな感じで自分に質問をしていきます。

質問を繰り返して掘り下げていこう!

質問「なぜ、胸の奥がモヤモヤするの?」
回答「忙しいけど、友人の頼みをきくことにしたから」

質問「なぜ、忙しいのに友人の頼みをきいたの?」
回答「自分の用事よりも、友人の頼みの方が大切だから」

質問「なぜ、友人の頼みの方が大切なの?」
回答「自分よりも友人の方が大切だから」

この例では「自分自身に価値を感じることができない」(友人の方が自分よりも価値が高い)というのが、根っこにある感情のようですね。

あなたの「思考のクセ」を見つけよう

ご覧のように、掘り起こされる感情や本心が好ましいものとは限りません。
慣れないうちは時間もかかりますし、作業に辛さを感じてしまう可能性もあります。

けれどこれを繰り返していると、そのうち自分の考え方のクセのようなものが見えきます。

たとえばさぶらの場合、たくさんの「傷付きたくない系」の本心が出てきました。
「失敗して傷付くのが怖いから、挑戦しない」「試験に落ちるのが怖いから、試験を受けない」「嫌われるのが怖いから、知り合わない」などなど……。

さぶら
さぶら

これじゃ、何もできないじゃん。

ホントにね。
でも、こういったクセが分かってくると、対処もしやすくなります。

さぶらの場合、自己肯定感自己効力感が低すぎるのが問題でした。
自分を低く見積もりすぎていたせいで、「どうせ自分は失敗する」みたいに、最初から失敗すると決めつけて考えるのがクセになっていたのです。

自分の人生をより良くするためにも、こういった良くない思考のクセを直すのは必要だと思います。

自分の気持ちや感情に気付く練習をしよう

ここまで大それた話ではなかったとしても、自分の気持ちに素直になることができれば、日常的に受けるストレスは格段に減ります。

人間結構単純で、受けるストレスが減るだけで、びっくりするほど生きやすさを感じるもの。
余計な不安も生まれないし、不安に思ってもすぐに解消することができます。

もしあなたが生きづらさを感じているなら、ぜひ何度も繰り返しチャレンジして、自分の感情に気付く練習をしてみてください。
それだけの価値があるはずなので。

さぶら
さぶら

毎日が楽しくなるかも?

自分を大切にしよう!

自分の感情や本心に気付いて、それをうまく解消するように振る舞うことは、自分を大切にすることに他なりません。

こと他人を優先してしまいがちな人は、自分をないがしろに考えてしまいがちでもあります。
他人を大切にするのは悪いことではありませんが、それであなた自身が辛い思いをするのであれば、良いこととは言えません。

感情は、心の叫びです。
ぜひ自分の心の叫びに耳を傾けて、否定せず、自分の心の声を聞いてあげてください。

あなたの心の声が聞けるのは、あなたしかいないのですから。

ーおしまいー

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