ARって何だ!?VRと何が違うんだ!【VRとARの違いを解説】

愛キャッチ
ARって何だ!?VRと何が違うんだ!【VRとARの違いを解説】
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皆様おはこんばんちは。
推しが出演するライブのチケットに応募して(抽選なのです)ドキドキしているさぶらでございます。
少々キレ気味のタイトルですが、中身は至って穏やかですので安心してください。

前回VR(仮想現実)の話を書きましたが、もうひとつくらいそれ系の話を書いてもいいだろうと考えたので、今回はVRの親戚であるARの話をします。

みなさんはARという言葉に聞き覚えや見覚えがありますか?
なんとなくVRに似てて、こんがらがりそうな感じではありますが、言葉の意味的にも技術的にも非常に似通っています(厳密には結構違うんですが)。

というわけで今回は「ARとVRは何が違うのか」という点に注目しながら、ARとは何ぞや?という疑問に答えられるような話にしたいと思っていますので、ヨロシクオネガイシマス。

ARって何だ!

ARというのは「Augmented Reality(おーぐめんてっど・りありてぃ)」の略で、日本語になおすと「拡張現実」になります。

得意げに「拡張現実」とか言われても、ナンノコッチャよくわからないですよね。
大丈夫です、わかりやすく説明させていただきますので。
怒らないでください。

現実+デジタル=AR

まずはこの写真をご覧ください。

風景に、数字やら英語やら方角やら位置やら距離やら時速やら何やらが写り込んでいる写真

photo credit: Ridha Dhib Étape N° 6 Courtenay - la Ferté Loupière - Boussole pointant vers la ville de Sousse, vis-à-vis de l’atelier de Ridha Dhib via photopin (license)

風景写真に、数字やら英語やら方角やら位置やら距離やら時速やら何やらが写り込んでいます。
これがAR(のようなもの)です。
現実+デジタル=AR」なのです。

まだよくわからないですよね?
大丈夫、説明は終わっていません。
焦らず行きましょう。

CGの家具(実物大)を仮置きできる

下の動画は、Amazonのスマホアプリに実装されている機能『ARビュー』の公式動画です。
ARで家具を仮置きすることで、大きさや収まり具合なんかを確かめられます
買ってみたら大きすぎた!とか小さすぎた!という悲劇をなくせるかもしれません。

Amazon AR View: See it in your home

このようにスマホなど、対応するデジタル機器を通して映し出された現実に対して、CGオブジェクトや文字などのデジタル情報が付け加える仕組み(技術)がARと呼ばれます。

イチから全部作るのがVRで、ちょい足しするのがAR

ARとVRとの違いをざっくりと一言で表すと、以下のような感じになります。

  • 全部デジタルで作られてる=VR
  • 現実にデジタルがちょい足しされてる=AR

最初に紹介した写真は、現実に文字情報がちょい足しされたもので、『ARビュー』はリアルタイムの映像にCGの家具がちょい足しされたものでした。

現状、多くのARは映像にデジタル情報をちょい足しするタイプがほとんどで、大半がリアルタイムの要素を持っています。
たとえば『ARビュー』の場合だと、「ARオブジェクトのリアルタイム合成」をしてる、といった具合です。

ナビゲーションへの利用に期待

上で紹介したAmazonの『ARビュー』は、「ここに椅子を置いたらどうなるかな?」というようなシミュレーションのためのもので、今後しばらくはこんな具合でARが利用されるようになりそうです(さぶらの個人的な予想です)。

しかしさぶらがARに期待しているのは、そっちではなく「ナビゲーション」です。

実は一部のスマートフォン(新し目の機種)でのみ、『Googleマップ』の『ライブビュー』という機能を使うことができます(徒歩ナビのみ)。
これはスマホのカメラで映した建物や標識などから位置を特定し、設定した目的地に向かって進むべき方向をARで表示してくれるという機能です(現在では対応機種であれば、iPhoneでもAndroidでも利用できます)。

Google Pixel 4:もう道に迷ってクルクルしなくていいよ 篇

歩きスマホは危ないので、立ち止まらないと使えない機能です。
しかし将来、メガネのような形のデバイスが普及して、リアルタイムにナビしてくれるようになったら便利だとは思いませんか?

さぶらは方向音痴のくせに見知らぬ土地を探検するのが大好きなので、たまに道に迷ってさまよったりします。
なので迷ってもすぐに帰れるように、なるべく遠くまでは探検しないようにしていますが、こんな感じのモノが手元にあるなら何も恐れることはありません。
思うがまま好きなだけ、あっちこっちをさまようことができます!

ARの利用例を紹介

「ARはちょい足し」とおぼえてもらったところで、次に実際にARがどのように利用されているのか、ごく一部ですが例を紹介したいと思います。

紹介する内容に偏りがありますが、これは別にさぶらの趣味だけの問題ではありません。
VRもそうですが、現状(2019年11月)ではどうしてもエンターテイメント関係での利用が活発になっています。
なので紹介する例も、そっち系に偏らざるを得ないのです。

仕方ないですよね?

ゲーム

2019年11月現在、最も手軽にARを体験する方法のひとつが、AR機能を持ったスマホゲームです。

特に有名なのは、やはり『ポケモンGO』でしょうか。

ゲームにおけるARの利用は、カメラから観た現実の映像に、CGキャラをちょい足しするものがほとんどです。
特定のマークがある位置に、対応する特定のARオブジェクトを表示させるタイプのものもありますが、そんなに数は多くない印象です(『PS Vita』の『ARプレイ』など)。

スポーツ観戦

東京オリンピックや5G(大容量のデータを高速かつ低遅延で転送できる次世代通信規格)サービスの開始を間近に控えた今日(2019年11月)、ARを利用したスポーツ観戦の実現に向けた取り組みが加速しています。

下の動画は、2019年3月末に行われたサッカー「キリンチャレンジカップ2019」の日本vsボリビア戦の一部シートで行われたAR観戦の様子です。

「キリンチャレンジカップ2019」×XRテクノロジー第1弾ハイライトムービー

このAR観戦ではタブレットが使われていますが、メガネ型の端末を用いたとき、AR観戦の本領が発揮されます。
メガネ型デバイスであれば、実際に試合を観ながらARによる情報も同時に確認することができるからです。

エンターテイメント

ARといえば、やはりエンターテイメント領域での利用です。
VRと並んで、ARも比較的エンターテイメントとの相性が良いような気がします。

アメリカ(HBO)の新作ドラマ『Watchmen』(2009年に公開された映画版は『Netflix』などで視聴することができます)は、ARを利用したプロモーションを行いました。

HBO Watchmen Augmented Reality Buildout Shelter

動画じゃあんまり良くわかりませんが、ARで大量のイカを降らせているそうです。

さらにもうひとつ、エンターテイメント分野で紹介しなければならないのは、「ARライブ」です。
『DMM VR THEATER YOKOHAMA』は、ARライブが体験できる常設の劇場です。

"DMM VR THEATER" は映像にリアルな奥行きを作り出す「ホログラフィック」によるステージ演出ができる国内唯一の常設劇場です。

DMM VR THEATER - 世界初!3DCGライブホログラフィック劇場!(https://vr-theater.dmm.com)
DMM VR THEATERは2020年4月30日をもって営業を終了しています。
えのぐ1周年記念ARライブ - 絵空事【DMM VR THEATER YOKOHAMA】

現実のスクリーンにCGオブジェクト(バーチャルタレントと演出)をちょい足ししていますので、これも立派なARと言えます。

ちなみに上の動画で歌って踊っているのは、VRアイドルグループ『えのぐ』の3人です(本当は5人組ですが、事情があってこの時は3人だけ出演しています)。

なお、残念ながら『DMM VR THEATER YOKOHAMA』は、2020年4月末日での賃貸契約満了に伴い閉館が決定しています。
それまではさまざまな公演が行われるようですので、体験するなら今のうちです!

2020年6月07日追記:
『DMM VR THEATER YOKOHAMA』は予定通り、2020年4月30日をもって営業を終了しました。

ARを体験してみよう!

ここまできたら、せっかくなのでARを体験してみましょう!
ここでは2つの方法を紹介します。

どちらもスマホで、しかも無料で体験できますので、安心して試してみてください。
おもしろいですよ!(最初だけ)

AR機能付きスマホゲーム

やはりここは『ポケモンGO』をオススメせざるを得ません。
無料で始められますし。

ポケモンがよくわからない場合は、『ハリー・ポッター:魔法同盟』なんかはいかがでしょう?

どちらも「位置ゲー」と呼ばれる、位置情報を利用したゲームで、一部ARが利用されています。

アプリフリーAR

無駄にアプリをインストールしたくない方は、ぜひこちらをどうぞ。
こちら↓のサイト、スマホでアクセスするとアプリなしでARが体験できます!

アプリフリーAR - AR体験をもっと気軽に。| VONS pictures

iPhoneの場合には以下の設定が必要です。
さぶらはめっちゃ古いiPhoneしか持ってないので、Androidのことはわかりません(ごめんなさい)。

  1. 「設定」を開いて「Safari」をタップ
  2. 下記画像の「モーションと画面の向きのアクセス」と「カメラとマイクのアクセス」をONに
さぶらのiPhoneの設定画面

ARはきっと生活に密着してくるタイプ(主観的意見です)

最後に、たまにはさぶらの主観的意見で〆てみたいと思います。
結構好き勝手書きますが、これは全部さぶらの意見とか予想に過ぎませんので、気をつけてください。

VRとは違って、ARはイマイチもてはやされている感がありません。

上でもちょっと書きましたが、ARの現状における本領は、グラス状のデバイスで「何かを観ながらARを見る」こと。
それができないと、正直なところ便利かもしれませんが、スマホなどをかざすのが面倒です。
(それにスマホで映した景色にCGキャラが映っても、一瞬だけ感動して終わってしまいませんか?)

とは言うものの、「じゃあグラス状のデバイスが普及すれば、ARが流行るのか?」と言われると、微妙な気がします。
なぜならグラス型デバイスが普及するなら、それに合わせて目立つのはMR(複合現実)の方だと思うからです。

MRというのは、ものすごく簡単に説明するとARのパワーアップ版です。

たとえばMRでは、マーカーがなくても「誰がみても同じ場所に、同じ角度で置いてある」ようにCGオブジェクトを配置することができますし、「CGのボールが現実の壁にあたって跳ね返る」ということも実現できます。

マイクロソフトが法人向けに発売している『Microsoft HoloLens2』は、MRを実現するために作られたグラス型デバイスです。

Introducing Microsoft HoloLens 2

最近は、この『HoloLens2』の存在感がものすごいこともあり、やはりMRのほうが実用的になるんじゃないかな、なんて思っている次第です。

[nlink url="https://writing-sabra.site/hobby/vr/intro-mr/" nlink_title="MRについてはコチラ!"]

ARが使われるならMRを助ける形か、やはりナビゲーション系のサービスが大本命な気がします。
つまり、MRは派手に、ARは生活に密着した地味な使われ方をしそう、ということです。

レンズをかけて食材を見ると、成分やカロリーの一覧がARで表示される(一般的な値段との比較も出るかも?)。
もしこうなるとしたら、結構便利になりそうだと思いませんか?

さぶらはARに、そんなイメージを持っています。

ーおしまいー

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