みなさん、おはこんばんちは。
いよいよ格安SIMへの乗り換えを決意して、絶賛準備中のさぶらでございます。
月々の負担を減らすで!
さて、今回のテーマは「格安SIMに乗り換える手順」でございます。
政府の働きかけの影響か、携帯料金の見直しが進んでいます。
ぼくは長いことドコモを利用しているんですが、おかげで毎月2,000円くらい安くなりました。
それでもまだ、毎月5,000円程度の負担です。
一昔前から巷で話題になっている格安SIMに比べると、まだまだ「高い」印象は拭えません。
やっぱドコモ高いんじゃ。
とはいえ、イマイチ正体がよくわからない格安SIMに変更するのは不安だし、手続きが面倒そう。
頭ではおトクになるとわかっていても、重い腰はなかなか上がりませんでした。
しかしこの⇩記事を書いたことがきっかけで、いよいよぼくも乗り換えを決意。
(この記事を書きながら、手続きを進めています)
今回は「格安SIMへの乗り換えは面倒じゃないんだよ!」と伝えるため、格安SIMへの乗り換え手順をまとめてみました。
手順としては、なんとたったの3ステップ!
なんとなく面倒そうに感じていましたが、それはどうやら思い込みだったようです。
カンタンだからやり切れよ、ワイ。
わかっちゃいるけど、色々めんどうに感じているあなた!
この機会にぼくと一緒に格安SIMに乗り換えて、浮いたお金でおいしいものでも食べてやろうじゃありませんか!!
まずは「絶対に避けたい事態」を確認しておこう
根っからのネガティブで慎重なぼくが真っ先に気にしてしまうのが、乗り換えることで起こり得るデメリットです。
月々の携帯料金が大幅に安くなったとしても、デメリットが大きかったら乗り換える意味がありません。
たとえば「快適な通信ができなくなる」とかね。
というわけで、まずは以下の「乗り換え時に起こり得るんだけど、絶対に避けなければならない事態」の確認と、(可能なら)対策をしておくことにしましょう。
避けたい事態①:乗り換え前より通信速度が遅くなってしまう
乗り換えを考えて真っ先に思いついたのが、通信速度の変化に関するリスクです。
早くなる分には大歓迎なのですが、ストレスを感じるくらいに遅くなってしまうのは避けたいところ。
YouTubeとか利用することが多いなら、かなり重要な問題。
これは経験談やまとめサイトなどを確認することで、ある程度は事前に把握することができるでしょう。
とはいえ、回線速度は利用する場所や時間にも左右されるもの。
究極的には「やってみないとわからない」たぐいの話になります。
なので精神衛生上、ある程度は遅くなることを覚悟しておいたほうが良さそうです。
それが許容できないなら、大手キャリアのほうがよさげ。
避けたい事態②:スマホが使えない期間が発生する
通信速度の次に気になるのが、スマホが使えない期間の有無ではないでしょうか。
たとえば現在の回線契約を解除してから格安SIMと契約をする形にしてしまうと、契約が完了するまでスマホが使えなくなってしまいます。
何かとスマホを利用する機会が多いからこそ、使えない期間は可能な限りゼロにしたいもの。
お風呂でツイッターできなくなっちゃう。
このリスクは、事前準備を徹底することで避けることができます。
必要なものや手順は、あらかじめ確認しておきましょう。
避けたい事態③:損をしてしまう(違約金など)
金銭面でのデメリットも、何かと気になるところ。
特に大手キャリアから乗り換える場合は、解約金(違約金)が心配になるのではないでしょうか。
実は近年、解約金についても変化が起こっています。
基本的に1万円程度の高額な解約金はなくなりつつあるのです。
解約金が1,000円になったんよな!
なのですが、少し注意が必要です。
従来の2年縛り契約のまま解約する場合に関しては、従来通りの解約金(9,500円)が発生してしまうからです。
調べてみたら、ワイも解約金取られるパターンやった……
この場合でもauやソフトバンクなら、プラン変更をすれば問題ありません。
変更が適用されてから乗り換えれば、それだけで9,500円の解約金が1,000円になります。
ところがドコモの場合、こうはいきません。
ドコモに限っては、プラン変更の適用が更新月(2年縛りが終わる月)になるからです。
つまりauやソフトバンクのように、乗り換えしたくなってからプラン変更を行っても、従来通りの解約金(9,500円)が発生してしまう可能性が高いのです。
ふぁっ◯ゅードコモ!!
ちなみに、ぼくがこれを知ったのは3日前のこと。
バッチリ解約金とられる見込みです。
手数料やら何やら全部込みで、1万5000円くらいになるようです。
汚いなさすがドコモきたない。
ぼくのようにならないよう、ドコモユーザーの方は特に注意してください。
なお解約月の料金についてですが、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアは日割り計算されません。
解約する際は、できるだけ月末になるようにタイミングを調整するのがベストとなります。
格安SIMへの乗り換え手順!やることは3つ
さて、いよいよ本題の乗り換え手順を確認していきましょう。
何かと面倒そうなイメージがつきまとう格安SIMへの乗り換えですが、やることは以下の通り、大まかに3つだけです。
実際の流れに沿って、それぞれの手順を詳しく見てみましょう。
手順①:事前準備(スマホの用意など)
なにはともあれ、まずは乗り換えのための事前準備が必要です。
絶対に必要になる準備のほかに、場合によって必要になってくる準備があります。
たとえば一緒にスマホも買い換えるなら、データ移行の準備が必要。
くわしくは後ほど(こちらで)解説しますので、まずは「事前準備が必要」とだけ理解しておいてください。
手順②:格安SIMへの契約申し込み
事前準備が済んだら、移行先の格安SIMに申し込みをします。
契約プランの選定や本人確認、支払い方法の決定など、契約に必要な事柄を決めて、手続きを進めていきましょう。
ぼくはネットから楽天モバイルに申し込みましたが、あらかじめ本人確認書類や支払い方法を用意していたおかげで、手続きは超絶スムーズに進みました。
5、6分くらいで終わったよ。
手順③:開通のための各種設定
SIMカードの入れ替えやAPN設定など、開通するために必要となる各種設定を行います。
新しいSIMカードなどが郵送されてきてから設定をすることになるので、申し込んでから数日待たなければなりません。
面倒やな!
携帯会社から送られてくる案内にしたがい、淡々と設定を進めればOKです。
もともとの回線契約を解除するタイミングは、設定が済んで開通したことを確認してからがオススメです。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用している場合、開通した段階で自動的に解約されるので、気にする必要はありません。
失敗談から学ぶ:申し込みから開通までは1週間程度を見込んでおこう
結論から申し上げますと。
eSIMでの乗り換えであっても、申し込みから開通まである程度の期間が必要になります。
eSIMなら即時開通かと思ってたんだが……
というわけで、勝手に思い込んで乗り換えに失敗したお話をしたいと思います。
月末の解約→開通を狙ってみた
最初にちらっと書きましたが、ぼくはドコモの回線を使っています。
ドコモは解約しても、料金の日割り計算はされません。
なので月初に解約してしまうと、無駄に1ヶ月分の使用料を支払う必要が出てくるわけです。
できるだけ損をしないようにギリギリを攻めてしまうのが、ぼくの悪い癖。
今回も自然と、3月31日での解約(開通)を目指して動いておりました。
半ば無意識やった。
eSIMで申し込めば即時開通や! という思い込み
乗り換え先の楽天モバイルでは、eSIMが利用できます。
eSIMとは、電子的にSIMの書き換えができる素晴らしい仕組み。
つまりeSIMを利用するならSIMが送られてくることもなく、入れ替え作業も不要になるわけです。
自力での書き換え(設定)が必要だけどね。
SIMが郵送されないなら、本人確認ができた時点で即時開通可能じゃん?
数日前のぼくは、そう考えました。
スマホ上でSIMの書き換えができるというのが、eSIMの強みなわけです。
サイトなどで設定手順を確認できるなら、それで問題ありません。
何も郵送するモノはないはず。
けれど、それは素人考えだったのです。
eSIMで申し込んでも、「何か」が郵送されるのを待つ必要があった
意気揚々と楽天モバイルにeSIMを申し込んだ3月30日のぼく。
この時期は混み合うだろうし、開通は明日かなー。
などと都合よく考えていましたが、31日の夕方になってもステータスは「準備中」のまま。
ようやく事態が動いたのは、日付が変わってしまった4月1日の深夜2時前でした。
製品発送完了????
「準備中」のままだったのは、この冊子の発送が終わっていなかったからのようです。
なんてこったい。
極めて私事なのですが、解約金やMNP手数料の無料化(4月1日から)の関係から、4月分の料金が発生してしまった時点で損をすることが確定しております。
ステータスを確認したところ、まだ「準備中」のままだったので、今回は泣く泣く申し込みをキャンセルさせていただくことにしました。
(ドコモの解約月に、改めて申し込みます)
楽天モバイルさん、余計な作業をさせてしまってごめんなさい。
みなさまにおかれましては、たとえeSIMのみの申し込みであっても、開通まで1週間は見込んでおくことをオススメいたします。
格安SIMへの乗り換えに必要な事前準備
格安SIMへの乗り換えに必要となる3つの手順をスムーズに進めるためには、事前にしっかりと準備しておく必要があります。
めんどくさいですが、乗り換えを楽に済ますためです。
淡々とこなしていきましょう。
そのために、必要手順に事前準備を組み込んだんや。
とはいえ、具体的にはどんな準備が必要になるのでしょう?
一覧にまとめてみますね。
それぞれ詳しく説明していきます。
必要なもの①:乗り換え先の格安SIMを選ぶ
わざわざ説明するまでもないとは思いますが、念のため。
乗り換え先は、あらかじめ選んでおく必要があります。
格安SIMは複数あり、それぞれプランや料金、対応エリアや使用回線(どのキャリアから回線を借りているのか)などが異なります。
自分のニーズをしっかり確認した上で、満足できる携帯会社を探しておきましょう。
ワイは楽天モバイルにしたで!
必要なもの②:スマホの準備(SIMフリー/SIMロック解除済み)
乗り換えのついでにスマホを買い替えたい場合は、SIMフリーのスマホを用意する必要があります。
携帯会社によっては契約と一緒に購入することも可能ですが、必ずしもお目当ての機種が取り扱われているとは限りません。
iPhone SE(第2世代)がほしかったけど、
楽天モバイルでは売ってなかった。
今のスマホをそのまま使用する場合は、SIMロックの有無を確認してください。
ロックがかかっている場合は事前に解除しておかないと、SIMの交換(携帯会社の乗り換え)ができません。
またスムーズな乗り換えのため、SIMロック解除やデータ移行の準備を済ませておきましょう。
スマホゲームの引き継ぎ設定もな!
必要なもの③:MNP予約番号の発行
現在使用している電話番号を移行後も使用したい場合は、MNPと呼ばれるサービスを利用する必要があります。
MNP=Mobile Number Portability
(携帯電話番号ポータビリティ)
MNPを利用する場合、契約中の携帯会社から「MNP予約番号」を発行してもらう必要があります。
大手3キャリアのMNP予約番号取得先は、以下の通りです。
個人的にはネットで済ませちゃうのがオススメ。
必要なもの④:本人確認書類
乗り換え先の携帯会社に申し込む際は、本人確認書類が必要になります。
こちらもあらかじめ用意しておきましょう。
具体的に何が使えるのか、確認しておくのが吉。
必要なもの⑤:支払い方法(クレジットカードなど)
乗り換え先の携帯会社への申し込み時には、料金の支払方法を選択する必要があります。
あらかじめ利用可能な支払い方法を確認した上で、準備しておきましょう。
基本はクレカでOK。
格安SIMへの乗り換えはしっかり準備を整えて失敗を避けよう!
これにて「格安SIMに乗り換える手順」、終了でございます。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
最後にもう1度、ポイントをおさらいしてお終いにしましょう。
とかく面倒なイメージがつきまとうキャリアの変更ですが、ご覧の通り手順自体はそれほど多くなく、決して難しいものでもありません。
にもかかわらず、格安SIMに変えることで得られる恩恵は非常に大きく、大手キャリアから移行するだけでもかなり出費が減ります。
ワイの場合、年間で約5万円の出費削減(になる予定)。
早く移行すればするほど、単純に損は減ります。
もし気になっているのなら、これを機会にぜひ検討してみてください!
浮いたお金で、何かおいしいもの食うのもええな!
ーおしまいー